「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第3シードのスタン・ワウリンカ(スイス)が第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)を6-3 6-3 6-1で破り、3年連続となるベスト…

「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第3シードのスタン・ワウリンカ(スイス)が第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)を6-3 6-3 6-1で破り、3年連続となるベスト4進出を果たした。試合時間は1時間40分。

 この結果でワウリンカは、2011年からチリッチに8連勝で対戦成績を12勝2敗とした。前回の対戦は昨年11月のATPツアー最終戦(イギリス・ロンドン/室内ハードコート)のラウンドロビンで、ワウリンカが7-6(3) 7-6(3)で勝っていた。

 全仏オープンに13年連続出場となるワウリンカは、2015年の決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)を倒して2度目のグランドスラム制覇を達成。昨年は準決勝で、アンディ・マレー(イギリス)に4-6 2-6 6-4 2-6で敗れていた。前週のジュネーブ(ATP250/クレーコート)では決勝でミーシャ・ズベレフ(ドイツ)を下し、地元スイスで大会連覇を達成している。

 ワウリンカは2度目の決勝進出をかけて、第1シードのマレーと第8シードの錦織圭(日清食品)の勝者と対戦する。(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※写真は「全仏オープン」(フランス・パリ)の準々決勝で第7シードのマリン・チリッチを破った2015年覇者のスタン・ワウリンカ

Photo:PARIS, FRANCE - JUNE 07: Stan Wawrinka of Switzerland plays a forehand during mens singles quarter finals match against Marin Cilic of Croatia on day eleven of the 2017 French Open at Roland Garros on June 7, 2017 in Paris, France. (Photo by Adam Pretty/Getty Images)