(C)Getty Images サッカーワールドカップカタール大会の開幕が目の前だ。出場各国の代表メンバーも続々と発表さ…

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 サッカーワールドカップカタール大会の開幕が目の前だ。出場各国の代表メンバーも続々と発表されるなど、サッカーファンの関心は高まり続けている。

 日本代表は一部のメンバーはすでにカタール入りしており、間もなく欧州組も合流となる。11月17日のカナダとの強化試合を経て、23日に初戦のドイツ戦に挑む。

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 大一番への準備を進める日本代表には、同じグループに属する対戦国のメディアも独自の分析を行っているようだ。スペインの日刊紙『EL PAÍS』は、公式HP上において日本代表を率いる森保一監督の選手起用や、特筆すべき主力選手についてコメントを寄せている。

 同メディアは、森保監督の就任後の選手の顔ぶれについて「当時20歳だったタケヒロ・トミヤスなどをいち早くスタメンに定着させ、チームの改革に着手した。4年前からレギュラーとして起用しているのは、マヤ・ヨシダとヒロキ・サカイの2人だけだ」と振り返った。

 加えて「監督が常に先発の座を失ったベテラン選手に対して敬意を払ってきた。2018年から残ったエイジ・カワシマ、ユウト・ナガトモ、ゲンキ・ハラグチ、ガク・シバサキの4人は、ベンチに追いやられながらも文句なく重要な脇役をこなした」として、指揮官のベテランへの対応も称えている。

 さらに、注目として伊東純也、守田英正、長友佑都の3選手を挙げている。

 伊東については「現在では、その爆発的なスピードを知らない日本のサッカーファンはいない。モリヤス監督は、個人技に長けたウイングを就任初戦で起用し、その後も使い続けている。イトウはモリヤスの右腕だという声もあり、それはイトウの代表チームにおける重要性を反映している」と攻撃の中心的プレーヤーであると指摘。

 また、守田には「決して派手な選手ではなく、むしろ、守備でも攻撃でも完璧なポジション感覚を持つハードワーカーである。こうした役割に特化した選手は、必ずしもパスが上手いとは限らないが、モリタは技術的な質だけでなく、パスの正確さでも際立っている」として特徴を記している。

 さらに長友はベテランとしてのキャリアも評価しており「『批判されればされるほど強くなる」と公言するナガトモは、今年36歳になったが、最もエネルギッシュな選手であることに変わりはない。過去には調子が悪いと批判されたこともあったがいつも優れたパフォーマンスで立ち直る。これは15年前に初めて日本代表となった時から変わらない」と綴っている。

 監督、選手の特徴を細かく伝えている今回のトピック。4年間の集大成となる本大会での日本の戦いには、世界各国からの視線が集まることは間違いないだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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