■ウインマイティー
今秋の始動戦は、阪神外回りコースで行われた京都大賞典。内ラチ沿いでジッと我慢して勝負どころを迎えると、直線では馬群を縫うようにジワジワと脚を伸ばし、混戦となった3着争いを制してみせた。スローの決め手勝負となったが、タフな競馬を好むこの馬にとっては最も嫌な展開。また、前々で粘り込みたいだけに、序盤で行き脚がつかず中団からの競馬を強いられたのも辛かった。勝ち馬に大きく水をあけられたが、致し方なしだろう。
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阪神内回りで行われた2走前・マーメイドSの内容が素晴らしかった。淀みのない流れを3番手から追走すると、残り200mで先頭に立ち、そのまま押し切って自身初となる重賞タイトルを掴んでいる。レースぶりもさることながら、勝ち時計の1分58秒3もなかなかのもの。さらにこの時の2着は、次走の小倉記念を圧勝したマリアエレーナで、これを完封しているのは高く評価できる。
今年のメンバーを見ると簡単に先行集団に取り付けそうで、前回よりは楽な位置で進められそう。前述のマーメイドSのほか、忘れな草賞を勝っているように阪神内回りになるのもプラス。この条件下で、馬場が渋れば特注馬になる。勝負どころで早めに動き、底力勝負に持ち込めれば波乱を巻き起こしてもいい。
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著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長 元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。