マンチェスター・シティのアルジェリア代表FWリヤド・マフレズによるFKゴールが注目を浴びている。■貴重な先制点をゲット…
マンチェスター・シティのアルジェリア代表FWリヤド・マフレズによるFKゴールが注目を浴びている。
■貴重な先制点をゲット
シティは11月9日、EFLカップ(カラバオカップ)3回戦でチェルシーと対戦。強豪クラブ同士による一戦が早くも実現した。
試合は0-0で折り返すと、後半が始まって間もなくシティがペナルティアーク内でFKを獲得。右利きのジャック・グリーリッシュと左利きのマフレズがキッカーの位置に立ち、後者が直接狙った。ボールは壁の間をうまくすり抜けてゴールイン。見事な直接FKでチームにリードをもたらした。
この得点をリプレイで確認すると、壁に入っていたチェルシーDFカリドゥ・クリバリがジャンプしておらず、ボールはそのクリバリの真横を通っていたことが分かる。ただし、クリバリは“飛ばなかった”というよりも“飛べなかった”と言った方が正しいかもしれない。
壁に入ったチェルシーの選手のうち、背後で寝そべったマテオ・コバチッチの前に立ったプレーヤーは飛んでいる。しかし、クリバリが立っていた場所はコバチッチの身長が届かない位置。もしもジャンプしていたら、自身の下を通されるリスクをはらんでいたのだ。
この試合で『DAZN』にて解説を務めていた戸田和幸氏は、「わざと“そこ”を狙って蹴ったのかもしれないですね。クリバリは飛ばないという前提で」と推察している。
マフレズが「クリバリが飛ばないこと」を見越したのかどうかは不明だが、もしもその通りであればかなり機転が利いており、キックの精度は相当なものである。
■ファンからも多くの反応が寄せられる
サッカーファンからはこのFKについて多くのコメントが寄せられた。
「飛ばない壁を見極めてたのかな」
「まじで飛ばないクリバリの上狙ったんかな?」
「うますぎるだろこれ」
なお、シティは後半13分にフリアン・アルバレスのゴールで追加点をゲット。結果的にチェルシーを2-0で下して4回戦に進出している。