サッカー日本代表・国内組も一足早く現地入りした10日、いよいよカタール・ワールドカップ(W杯)本大会の気運が高まってきた。2022年11月20日の開幕に向け、ピッチ内外で世界中が4年に一度の祭典に向け動きをみせている。

ちなみに今回のW杯は、カタールの酷暑を避けるため異例の11月開幕となったが、ヨーロッパではシーズン真っ只中のなか(中断期間を設け)開催されることで多くの批判や困惑の対応を強いられている状況だ。異例尽くしのW杯、この状況で密かに世界中でじわじわと話題を集めている謎のキャラクターが存在する。

その名も「La'eeb(ライーブ)」

「あ〜😵なんか聞いたことある💦」という人は、かなりのサッカー通だろう。

今春、カタールと国際サッカー連盟(FIFA)は「カタール・ワールドカップ」の「オフィシャルマスコット」として「La'eeb(ライーブ)」を発表した。ライーブとは、アラビア語で「超越したスキルを持つ選手」を意味するらしい。

https://youtu.be/_0OaO6dmxBA

W杯マスコットといえば毎回、強烈なインパクトを残しつつも大会直前まで浸透しないことで知られている。

ちなみに2010年の南アフリカ大会は、「ヒョウ」、2014年のブラジル大会は「アルマジロ」、2018年のロシア大会は「オオカミ」とキャラが強めの動物が続いていたものの、今大会はまさかの空想キャラ。アラビアの人々が身に着ける頭巾をモチーフに「サッカー界の一反もめん(妖怪)」「サッカーなのに足元が💦」という声も上がっているほどだ。

W杯・カタール大会は、20日から12月18日までの29日間の日程で行われる。サッカー日本代表は23日、1次リーグ・初戦で強豪・ドイツと対戦だ。La'eeb(ライーブ/超一流の選手)が集まる4年に一度の祭典が今か今かと待ち遠しい。

文/スポーツブル編集部