男子テニスの21歳以下最終戦インテーザ・サンパオロ Next Gen ATPファイナルズ(イタリア/ミラノ、室内ハード)は9日、レッドグループの第2試合が行われ、第7シードのD・ストリッカー(スイス)が第2シードのL・ムセッティ(イタリア…

男子テニスの21歳以下最終戦インテーザ・サンパオロ Next Gen ATPファイナルズ(イタリア/ミラノ、室内ハード)は9日、レッドグループの第2試合が行われ、第7シードのD・ストリッカー(スイス)が第2シードのL・ムセッティ(イタリア)を4-3 (7-5), 4-3 (8-6), 3-4 (7-9), 3-4 (6-8), 4-3 (7-3)のフルセットで破り、決勝トーナメント進出を果たした。
21歳以下の最終戦は2017年から始まった大会で、これまでチョン・ヒョン(韓国)S・チチパス(ギリシャ)J・シナー(イタリア)らが優勝。昨年は現在世界ランク1位のC・アルカラス(スペイン)が制覇した。年間の大会獲得ポイント上位8選手が出場し、4名ずつが予選ラウンドロビンを戦い、上位2名ずつが準決勝に駒を進める。
各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出し優勝を争う。また、試合は4ゲームで1セットとなり、3セット先取のノーアドバンテージ(ゲームカウント3-3でタイブレーク)で競われる。
今大会が初出場となったストリッカーは第1試合で第3シードのJ・ドレイパー(イギリス)を4-3 (7-5), 4-3 (7-5), 4-3 (7-5)のストレートで破っていた。
この日の試合では20本のサービスエースを決めるなど、ファーストサービスが入った時に75パーセントの確率でポイントを獲得。2時間26分で勝利をおさめた。
レッドグループの第3戦でストリッカーは第6シードのツェン・チュンシン(台湾)と対戦する。また同日行われた予選ラウンドロビン第2戦では第4シードのB・ナカシマ(アメリカ)、第3シードの第3シードのドレイパー、第8シードのF・パッサーロ(イタリア)が勝利している。
【グリーングループ】
ナカシマ 2勝0敗
J・レヘチカ(チェコ) 1勝1敗
パッサーロ 1勝1敗
M・アルナルディ(イタリア)0勝2敗
【レッドグループ】
ストリッカー 2勝0敗
ムセッティ 1勝1敗
ドレイパー 1勝1敗
ツェン・チュンシン 0勝2敗