男子の世界国別対抗戦「デビスカップ」にずっと噂されていた変更が、ついにもたらされるかもしれない。国際テニス連盟(ITF)の幹部会に推奨され、火曜日に発表された提案の下、デ杯のシングルスの試合が現在の5セットマッチから3セットマッチに減らさ…

 男子の世界国別対抗戦「デビスカップ」にずっと噂されていた変更が、ついにもたらされるかもしれない。国際テニス連盟(ITF)の幹部会に推奨され、火曜日に発表された提案の下、デ杯のシングルスの試合が現在の5セットマッチから3セットマッチに減らされる可能性が出てきた。

 デ杯のダブルスの試合は、5セットマッチのままとなる。

 8月に投票で決められる、変わる可能性のあるそのほかの要素の中には、デ杯とフェド杯(フェドカップ)の決勝進出者たちが、翌年に1回戦の開催権を手にするというものがある。開催国によって負担される費用は削減される。

 また、デ杯とフェド杯の対戦結果が決まったあとの消化試合の数を減らすという提案もある。

 ITFはまた、誰が対戦するかにかかわらず、デ杯とフェド杯の決勝をいっしょに開催するための会場の競りを検討しているという。現在は、決勝で対戦する2代表国のどちらかが開催地となっている。

 ITF会長のデビッド・ハガティは、デ杯とフェド杯に「変更が必要であることは疑いない」とコメントした。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はイメージ(2016年デビスカップ)

Photo: BUENOS AIRES, ARGENTINA - FEBRUARY 06: Guido Pella of Argentina leaves the field with Carlos Berlocq of Argentina after losing a singles match as part of day 3 of the Davis Cup 1st round match between Argentina and Italy at Parque Sarmiento on February 05, 2016 in Buenos Aires, Argentina. (Photo by Gabriel Rossi/LatinContent/Getty Images)