「ANGEL CHAMPAGNE presents RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」が6日、ドルフィンズアリーナで開催され、第11試合で平本蓮と弥益ドミネーター聡志が対戦。判定3-0で平本がMMA2連勝を飾った。 ◆「…

「ANGEL CHAMPAGNE presents RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」が6日、ドルフィンズアリーナで開催され、第11試合で平本蓮と弥益ドミネーター聡志が対戦。判定3-0で平本がMMA2連勝を飾った。

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■ベテラン相手に見せた完封劇

MMA4戦目の平本が、平本への警戒心を緩めず挑んだベテラン・弥益を完封勝利で下した。

試合開始前、両手で握手を交わした両者の互いへのリスペクトが伝わったところで第1ラウンドがスタート。序盤、平本の右が弥益に当たり早々に倒れる。スピーディーな打撃を弥益相手に仕掛けると、組み付いてくる弥益を切ってこれを回避。第1ラウンドからMMAの成長を見せつけた平本が優勢に試合を運び、打撃で倒れた弥益にはスタンディングの戦いを要求した。弥益は想像以上といった様子で苦笑いを浮かべる。

続く第2ラウンド、どっしり構え自信を見せる平本に弥益はなかなか手を出せない。弥益からのタックルも冷静にかわした平本は、グラウンド勝負には付き合わない姿勢を徹底。タックルに来た弥益にパンチを放ち、さらに仕留めようと深追いした平本に弥益はしがみつき再び足を狙うが、平本はこれを切り抜ける。流れを変えたい弥益だが、試合は終始平本のペースで進み、第2ラウンド終了。

最終ラウンド、弥益がアグレッシブに攻めるもそのパンチは空を切る。弥益はさらにタックルを仕掛けるがすべて切られて自分のペースに持ち込むことができない。すると、終盤になるにつれ前に出始めたのは平本。弥益はパンチが当たるようになるも、今までの蓄積もあってか、平本の打撃が当たると倒れてしまう。KOには至らなかったものの、終始自分のペースを崩さなかった平本が判定3-0でベテラン弥益を完封。MMA2勝目を飾った。

試合後のマイクで平本は「僕は今まで対戦相手でもない選手を侮辱したり、自分と関係のない選手を巻き込んでいつも悪態ばかりついてるんですけど、今日この場を借りてお詫び………するわけないでしょ!これからは平本蓮の時代です」といつもと変わらない“平本節”炸裂でリングを後にした。

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文●SPREAD編集部