東京競馬場芝2500mを舞台に行われるハンデキャップレース。天皇賞・秋とジャパンカップに挟まれるような位置にあり、超…

 東京競馬場芝2500mを舞台に行われるハンデキャップレース。天皇賞・秋とジャパンカップに挟まれるような位置にあり、超がつくようなA級馬の出走は少ないが、ここをステップに強くなっていくような馬もいて楽しみな1戦だ。東京競馬場2500mコースは坂の途中からのスタート。字面の距離以上のタフさも要求されるコースだ。過去10年で1番人気馬は【3-1-1-5】で3番人気以内馬は【9-2-7-12】。トップハンデは【2-1-1-10】と苦戦傾向だ。

 ◎ラストドラフトは一昨年の本レース2着馬で、同コース同距離で行われた今春の目黒記念0.2秒差5着。東京競馬場芝2500mはあっている印象だ。2歳秋にデビューして、新馬、重賞を連勝したときはクラシック候補ともいわれた馬だが、その後は勝ち星から見放されている。それでも、前走のオクトーバーSは中団後方から最後の直線ではごちゃつく外目の中、馬群を割るようにしぶとく脚を伸ばしており休み明けの1戦としては悪くない内容だった。前半に力まず、スムーズな競馬ができればあっと言わせることができるかもしれない。

 〇テーオーロイヤルはダイヤモンドS優勝馬。デビュー4戦目の初勝利から、青葉賞4着を挟んで4連勝。春の天皇賞ではタイトルホルダーを負かしにいくような競馬で最後は力尽きたが、潜在能力の高さを見せた1戦だった。秋初戦のオールカマーは4番人気5着。これまで11戦して掲示板を外したのは未勝利時代の1回という堅実派らしさは見せたが、その期待の大きさに十分応えたとは言い難い内容だった。休み明けを叩かれた上積みを期待したい。

 ▲キラーアビリティはホープフルS優勝馬。米国G1勝ち馬を母に持つディープインパクト産駒で、ぶっつけで挑んだ皐月賞は4番人気13着で、ダービーは8番人気6着。皐月賞も、ダービーも大きく負けているわけではなく、ここは、更なる飛躍を目指す仕切り直しの1戦となる。秋初戦をここに選んだというのは、長い目で見た厩舎側の期待の表れ。それでも、十分に勝ち負けの期待ができる1頭だ。

 距離を味方に出来そうなのは札幌日経OPを勝った△ハーツイストワールで、東京コースで9戦して8連対。ラストドラフトの半弟で、これまで重賞で2着3回3着2回の△ヒートオンビート、一昨年の本レースで1番人気の支持を受けた△ユーキャンスマイルと、重賞初挑戦となった春の目黒記念で、持ち前の末脚がオープン級でも通用することを証明した△ダンディズムも無視できない存在だ。