「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、ノーシードから勝ち上がってきた19歳のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)が元世界ランク1位で第11シードのカロライン・ウォズニアッキ(デン…

「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、ノーシードから勝ち上がってきた19歳のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)が元世界ランク1位で第11シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を4-6 6-2 6-2で倒してベスト4進出を果たした。試合時間は1時間53分。

 この結果でオスタペンコは、ウォズニアッキに負けなしの4連勝となった。今シーズンはクレーコートで2度対戦し、4月のチャールストン(WTAプレミア)の準々決勝は6-2 6-4で、5月のプラハ(WTAインターナショナル)の2回戦では5-7 6-3 7-6(5)で、いずれもオスタペンコが勝っていた。

 グランドスラムに2015年のウィンブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)から8大会連続出場となるオスタペンコは、今年の全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)での3回戦進出がこれまでの最高成績だった。初出場だった昨年の全仏では1回戦で、大坂なおみ(日清食品)に4-6 5-7で敗れていた。

 オスタペンコは準決勝で、第30シードのティメア・バシンスキー(スイス)と対戦する。バシンスキーは準々決勝で、第13シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を6-4 6-4で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※写真は「全仏オープン」(フランス・パリ)の準々決勝で元世界ランク1位のカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を破り、ノーシードから快進撃で4強入りを果たした19歳のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)(撮影◎毛受亮介/テニスマガジン)