世界アマチュアランキング1位の蝉川泰果(東北福祉大4年)が31日、プロ転向を表明した。デビュー戦は地元・兵庫で開催される11月3日開幕の「マイナビABCチャンピオンシップ」(ABC GC)となる。蝉川は今年6月のABEMAツアー「ジャパンク…

95年ぶりにアマチュアとして「日本オープン」を制した蝉川泰果がプロ転向を表明した

世界アマチュアランキング1位の蝉川泰果(東北福祉大4年)が31日、プロ転向を表明した。デビュー戦は地元・兵庫で開催される11月3日開幕の「マイナビABCチャンピオンシップ」(ABC GC)となる。

蝉川は今年6月のABEMAツアー「ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山」で下部ツアー史上5人目のアマチュア優勝を果たした。9月にフランスで行われた「世界アマチーム選手権」の個人戦で2位に入るなど活躍し、同月のレギュラーツアー「パナソニックオープン」で史上6人目のアマチュア優勝を遂げた。

10月5日付の世界アマチュアランキングでは松山英樹金谷拓実中島啓太に続く日本人4人目の世界1位となった。2週前の「日本オープン」で95年ぶりのアマチュア優勝を果たし、史上初となるアマチュアでツアー2勝の快挙を成し遂げた。

蝉川は大会事務局のリリースを通じ、「本日、プロ宣言いたしました。ファンの皆様が、私のプレーをみて、喜んでいただける、そして楽しみにしてくれるよう、今まで以上に努力を重ね、がんばっていきます。私の地元である兵庫県加東市で開催される、マイナビABCチャンピオンシップでプロデビュー戦を飾ることができることは、本当にうれしく思います。ここからプロとしてスタートしていきます。これからも皆様、応援よろしくお願いいたします」とコメントを出した。

蝉川は「日本オープン」の優勝により、今季の残り5戦と翌年から5年間(~2027年)のツアー出場が可能となる。