FC町田ゼルビアは元北朝鮮代表FW鄭大世(38)の現役引退を発表した。 鄭大世は、愛知県名古屋市の出身。朝鮮大学から20…

FC町田ゼルビアは元北朝鮮代表FW鄭大世(38)の現役引退を発表した。

鄭大世は、愛知県名古屋市の出身。朝鮮大学から2006年に川崎フロンターレへと入団。プロキャリアをスタートさせた。

強靭な肉体とパワフルなプレーを武器としており、ファンからは「人間ブルドーザー」の愛称でも親しまれていた。

途中出場が多かった1年目はJ1で16試合に出場し1得点。しかし、2年目の2007年からはゴールを量産。2010年途中まで4年半プレーし、川崎Fではj1通算154試合で46得点を記録した。

2010年の南アフリカ・ワールドカップには北朝鮮代表として出場。その後に当時2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のボーフムへと完全移籍。2012年1月にはケルンへと移籍する。

2013年にはKリーグの水原三星ブルーウィングスにいせき。2015年7月に清水エスパルスに加入し、Jリーグに5年ぶりに復帰を果たした。

清水ではJ2でのプレーも経験。2016年にはJ2で37試合26得点を記録し、J2得点王に輝く活躍。2017年はキャプテンを務めたが、2020年8月にアルビレックス新潟へ期限付き移籍。2021年から町田でプレーしていた。町田ではJ2通算67試合で11得点を記録していた。

J1通算181試合65得点、J2通算130試合46得点、リーグカップ通算33試合8得点、天皇杯通算18試合9得点を記録。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で30試合8得点を記録していた。

鄭大世はクラブを通じてコメントしている。

「裏山の鶯の鳴き声で目を覚ます。そんな清々しい朝を迎えてた町田での2年間

最後の最後まで。本当に最後の試合まで苦しかった。

これを遅くに書き上げた後に夢で、外されてるのに怒鳴られる夢でうなされ、朝思わず加筆した。

現実もそんな日常だった。

全て伏線だと言い聞かせ、この"痛みや苦しみ"は自分だけの花を咲かせるためだと

愚痴りながらも、食らいついた

自分と、周りが思う今の質の差にも薄々気がついてたが

年甲斐もなく、まだできる!とギラついてたけど、変わることはなかった。

苦しさは変わらずで、こんな歳でも、悔しくて何度も泣いた。

でも喜びは、喉が裂けるほど咆哮したあの頃とは、もう違う。

同世代に勇気づけられ、ひと回り下に慰められた。歳の半分以下の選手たちと鎬を削った

幼き頃、買ってもらったユニの袖のJリーグのエンブレム

太くなった腕の袖のそれを見るたびに、胸が熱くなった。

何年も前から、今日が最後かもと毎試合トイレに篭り嗚咽を漏らして泣いてた。

酸いも甘いも味わい、綺麗事だと思ってたあの言葉も、今なら素直な気持ちで言える。

『みんなのおかげ』

こんな性格じゃなかったらもっといい景色が見えたかも?

こんなエゴイストだからここまでこれた?

違う。みんなの支えで今がある。

後悔や、人としての失敗は数え切れないけど

はっきりと言える。これが『ベスト』。

砂埃舞う大学都リーグ3部からのし上がった、最高に痛快なサッカー人生。

多くをサッカーからもらい、今は心が満たされてる。

あの頃想像もできなかった舞台で夢中で走った17年間に、

終了の笛を吹き、終止符を打つ。

悠然と胸を張ってスパイクを脱ぎます。

エゴイストなくせに馬鹿みたいに繊細で感情的な、こんな僕に関心を持ってくれて

ありがとうございました」

【動画】妻のドッキリに引っ掛かり声を出してしまう鄭大世

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