チャンピオンズリーグ(CL)グループC第5節、バルセロナvsバイエルンが26日にカンプ・ノウで行われ、アウェイのバイエル…
チャンピオンズリーグ(CL)グループC第5節、バルセロナvsバイエルンが26日にカンプ・ノウで行われ、アウェイのバイエルンが0-3で勝利した。
“死の組”で突破候補に挙がりながらも、インテルとの壮絶な連戦を1敗1分けで負け越した3位のバルセロナ(勝ち点4)。さらに、今節先に試合を行ったインテルが勝利したことで、この一戦前に2シーズン連続のグループリーグ敗退が決定した。すでに3位も確定して目標を失った中でのホームゲームでは5連敗中の相手にリベンジの勝利を狙った。チャビ監督は4-0で快勝したアスレティック・ビルバオ戦から先発3人を変更。エリック・ガルシアとセルジ・ロベルト、ガビに代えてベジェリン、マルコス・アロンソ、ケシエを起用した。
一方、圧巻のグループリーグ4連勝で2節を残して決勝トーナメント進出を決めた首位のバイエルン(勝ち点12)。首位通過に王手を懸けたナーゲルスマン率いるチームは、近年カモにしているカタルーニャの雄を相手に敵地での勝ち点3奪取を狙った。公式戦4連勝中のチームは2-0で勝利したホッフェンハイム戦から先発2人を変更。パヴァールとコマンに代えてマズラウィ、マネを起用した。
互いに前から圧力をかけ合う入りとなった中、睨み合いの状況がしばらく続く。しかし、このカードで圧倒的な優位性を持つバイエルンがこの試合でも先手を奪う。
10分、ハーフウェイライン付近の右サイドでボールを持ったニャブリが相手のハイラインの背後を狙うマネへ絶妙な斜めのスルーパスを供給。オフサイドラインぎりぎりでDFベジェリンを振り切ったマネはそのままボックス内に抜け出すと、冷静にGKを右への持ち出しでかわして無人のゴールへシュートを流し込んだ。
あっさりと先制を許したバルセロナはすぐさま反撃を開始。右サイドではデンベレの単騎突破、左サイドではウイングに入るペドリとサイドバックのバルデの攻撃参加を生かしてチャンスを窺う。だが、前回対戦同様に相手陣内の深い位置までボールを運ぶが、相手の集中した守備に苦戦。レヴァンドフスキにもなかなか良い形でボールが入らない。
先制以降は相手にボールを持たれながらも効果的なカウンターで深い位置まで攻め込む形を作り出すバイエルン。すると、31分にはそのカウンターからニャブリのスルーパスにギリギリのタイミングで抜け出したチュポ=モティングがボックス右に抜け出して冷静にゴール左隅へ右足のシュートを流し込んだ。
似たような形からの2失点目で厳しくなったバルセロナはここからリスクを冒して前に出る。引き続き右サイドのデンベレの仕掛けを突破口とする中、相手守備陣に数枚のカードを強いる際どい攻めを継続。前半終了間際にはボックス内に抜け出したレヴァンドフスキがDFデ・リフトに後方から倒されてPKを獲得。だが、オンフィールド・レビューの結果、最終的に判定が覆って絶好のゴールチャンスを逸した。
微妙な判定もあってアウェイチームの2点リードで折り返した試合。バイエルンは前半にカードをもらっていたゴレツカを下げてハーフタイム明けにザビッツァーを投入した。
後半はビハインドを追うバルセロナがアグレッシブな入りを見せるが、最後の精度を欠く。これに対して、バイエルンは粘り強く守りながらゲームを落ち着かせていく。55分にはキミッヒの浮き球スルーパスに反応したニャブリが左足のシュートを突き刺すが、このシュートはオフサイド判定で取り消しとなった。
今度は判定に救われて3失点目を免れたバルセロナは58分に2枚替えを敢行。ブスケッツとペドリを下げてフェラン・トーレス、ハフィーニャを投入。この交代で[4-2-3-1]に並びを変えた。
一方、バイエルンはチュポ=モティング、ウパメカノを下げてバルセロナキラーのミュラー、パヴァールを同ポジションに起用。攻守のバランスを整える。
試合終盤にかけては一矢報いたいバルセロナ、このまま試合をクローズしたいバイエルンという構図が明確となる。その中でホームチームが攻め込む時間が長いものの、要所を締めるドイツ王者の老獪な守備にことごとく阻まれ、決定機はおろか枠内シュートさえも放つことができない。
すると、試合終了間際の95分にはバイエルンがセットプレーの流れからニャブリの放ったシュートのこぼれに反応したパヴァールがトドメの3点目を奪い、このままタイムアップ。
敵地で完成度の差を見せつけたナーゲルスマンのチームがグループリーグ5連勝を飾り、インテルとの直接対決を前に首位通過を決めた。一方、バイエルンに6連敗となったバルセロナは屈辱の中でホームでの今季CL最終戦を終えることになった。