男子テニスのスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)は25日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク194位のS・ワウリンカ(スイス)が第2シードのC・ルード(ノルウェー)を6-4, 6-4で破り、初戦を突破…

男子テニスのスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)は25日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク194位のS・ワウリンカ(スイス)が第2シードのC・ルード(ノルウェー)を6-4, 6-4で破り、初戦を突破した。
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今大会、プロテクトランキングで出場している元世界ランク3位で37歳のワウリンカは、9月のモゼール・オープン(フランス/メッツ、室内ハード、ATP250)で約2年8カ月ぶりにベスト4進出を果たし、その後出場した2大会ではいずれも1回戦で姿を消していた。
ワウリンカは初顔合わせとなった世界ランク3位のルードに対して、ファーストサーブ時に93%(26本/28本)の確率でポイントを獲得し、1度もブレークを許さず。自身は2度掴んだブレークチャンスをいずれも決めて、1時間18分で今季2度グランドスラムで準優勝を飾っているルードを破り、3大会ぶりの白星をあげた。
一方のルードは今月上旬に開催された楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)以来の公式戦出場で、2大会連続の初戦敗退を喫した。
勝利後のワウリンカのコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され、「とても特別なことだ。ここバーゼルでスイスのファンたちと再会できたことは、とても感慨深いよ」と語った。
「ここでプレーすることは僕にとっていつも素晴らしいことだけど、このコートに入るときはいつも緊張してしまうのでいつも難しいんだ。いつも自分のベストを見せたいと思っている。コートに適応するのに少し時間がかかったけど、レベルは最高で本当に満足しているよ」
「これが僕がプレーを続ける大きな理由の一つだ。年齢を重ねたのは確かで、この2年間はケガや手術と闘わなければならなかった。戻ってくるのは簡単ではなかったし、体力的にもテニス的にも、コンディションを戻すのに本当に苦労したんだ。 今夜ここスイスでそれを実現できたことはもちろん本当に特別なことで、これからもいいプレーを続けていきたいと思っているよ」
勝利したワウリンカは2回戦で世界ランク44位のB・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。ナカシマは1回戦で同53位のD・ゴファン(ベルギー)を2-6, 7-6 (7-4), 6-4の逆転で破り、初戦突破を果たしている。


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