ヤンキース残留なら、かつてのジーターのように主将就任? 今季ア・リーグ新記録となるシーズン62本塁打を放ったヤンキースの…
ヤンキース残留なら、かつてのジーターのように主将就任?
今季ア・リーグ新記録となるシーズン62本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の周囲が、シーズン終了とともに騒がしくなりそうだ。今オフFAになる歴史的な大砲の、来季の所属先をMLB公式サイトが予想している。ヤンキース残留を基本線としながらも、資金力のある球団が動く可能性を指摘している。
記事はジャッジの新契約について「多くの人は(総額で)3億ドル(約446億7500万円)を超えること、そして、マイク・トラウトが記録した野手最高年俸の3550万ドル(約52億8300万円)を超えると期待している」としている。過去に総額3億ドルを超える契約を結んだのはわず9人で、ジャッジもその「歴史的なクラブ」に仲間入りする可能性があるという。
それだけの資金を出せる球団は、メジャーリーグでもほんの一握りだ。記事は5つの行き先を予想する。
まず、ヤンキースと再契約するケースだ。開幕前にジャッジに対し、7年2億1350万ドル(約317億7400万円)の契約延長をオファーしてもいる。記事は、ヤンキースは「スター」の重要性を理解していると指摘し「デレク・ジーターが8年前に引退してから、ビッグスターは不在だ。もし、長期契約を結んで残留することを選んだら、ジャッジはジーター以来のキャプテンに就任する可能性が高い」としている。さらに「ヤンキースを去ることになれば驚きだ」とも。基本線は残留という見方をしている。
そして、移籍を決断した場合に、新天地の候補に上がる4球団の事情を紹介している。
故郷に近いジャイアンツ、ベッツを二塁に回せるドジャース…
ジャイアンツは「移籍を決断すれば、たいていの野球関係者はジャイアンツが第1候補だと言うだろう」という対抗候補。過去にスタントンやハーパーの獲得を目指したこともあり「ジャイアンツはスター選手に大金を支払うことを恐れていない」というのがその根拠だ。
また、2023年シーズンのジャイアンツは、わずか9200万ドル(約136億9200万円)しか年俸が確定しておらず、まだ予算に余裕がある。さらにジャッジの出身はカリフォルニア州リンデンで、本拠地のオラクルパークから100マイル(約161キロ)も離れていないのも、セールスポイントになるかもしれないという。
次に、ニューヨークのライバル球団となるメッツだ。記事は「ジャッジが反対側にある街の球団と契約することを、ヤンキースが許すとは想像しにくい」とするが、オーナーのスティーブ・コーヘンの資金力は高い。ただ、オプトアウトが予想されるデグロムや、抑えのディアス、先発のバシット、ウォーカーなど、所属FA選手の契約問題をまず解決しなければならないという。
ドジャースはどうだろう。記事はこちらもメッツと同じく、FAになるターナーやカーショーへの対応が最優先と指摘する。一方で「大物FA選手を語る時、ドジャースは外せない」とも。またベッツが、ジャッジが加入した場合に二塁へのコンバートを受け入れるとしており、空いたライトにジャッジが入ることができる。
最後に、レッドソックスは「現実的なシナリオではない」とする一方で「ア・リーグ東地区で最下位に終わる失望するシーズンを送ったことから、FA市場で大きな動きをするかもしれない」と、不気味さを指摘している。(Full-Count編集部)