【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】◆先週の血統ピックアップ・10/22 富士S(GII・東京…

【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】

◆先週の血統ピックアップ

・10/22 富士S(GII・東京・芝1600m)
 後方に控えたセリフォスが直線で大外から伸び、ソウルラッシュ、ダノンスコーピオンとの追い比べを制しました。

 昨年11月のデイリー杯2歳S以来の重賞制覇となります。母方にブラッシンググルームを持つダイワメジャー産駒はニックスで、メジャーエンブレム(阪神ジュベナイルフィリーズ、NHKマイルC)、コパノリチャード(高松宮記念)、ロジチャリス(ダービー卿チャレンジトロフィー)をはじめ多くの活躍馬が出ています。

 本馬はこのニックス配合から誕生しており、全体の構成、入る血も申し分なく、ダイワメジャーのマイラー配合としては文句なしのA級。母シーフロントは晩成タイプで、仏G1ジャンロマネ賞で4着となったのは5歳時でした。ダイワメジャー産駒は完成が早めですが、まだ伸びしろは感じられます。

◆今週の血統Tips

 菊花賞の回顧でも触れましたが、ディープインパクト産駒は国内クラシック24勝の新記録を樹立しました。皐月賞3勝、日本ダービー7勝、菊花賞5勝、桜花賞5勝、オークス4勝。計24勝です。秋華賞(5勝)は牝馬三冠レースのひとつではありますが、クラシックレースのカテゴリーには入っていないのでカウントしません。

 この他、欧米のクラシックを6勝しています。
・英2000ギニー(サクソンウォリアー)
・英オークス(スノーフォール)
・愛オークス(スノーフォール)
・仏1000ギニー(ビューティーパーラー)
・仏ダービー(スタディオブマン)
・仏オークス(ファンシーブルー)

 そして現2歳のオーギュストロダンが愛G2→英G1を連勝し、現時点で英ダービー戦線でトップに立っています。英ダービーだけでなく、英2000ギニー、英セントレジャーでも前売り1番人気です。ごくわずかなラストクロップから最高傑作が誕生するのでしょうか。来年の欧州クラシック戦線から目が離せません。