日本テニスの頂点を争う大会、大正製薬リポビタン 全日本テニス選手権97th(東京/有明、ハード)は24日、男子シングルス2回戦が行われ、松岡隼(桜田倶楽部)は第1シードの今井慎太郎(イカイ)に2-6, 2-6のストレートで敗れ、ベスト16…

日本テニスの頂点を争う大会、大正製薬リポビタン 全日本テニス選手権97th(東京/有明、ハード)は24日、男子シングルス2回戦が行われ、松岡隼(桜田倶楽部)は第1シードの今井慎太郎(イカイ)に2-6, 2-6のストレートで敗れ、ベスト16進出とはならなかった。
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松岡は1回戦で末岡大和(トップラン)を6-3, 6-4のストレートで下して初戦突破を果たした。2回戦では、シード勢は1回戦免除のためこの試合が初戦となった今井にストレートで敗れ、敗退となった。
試合後の会見で松岡は「最初の(試合の)入りは自分のなかで良くできていて、1ブレークはされましたが(ゲームカウント)2-3のデュースといいところまでいけました。そこから今井さんの実力が段々出てきて、そこに少し自分も焦ってしまい、うまくいかなくなりました。セカンドセットもそのまま簡単に取られてしまいました」と語った。
また、試合前に考えていたゲームプランについては次のように明かした。
「今井さんは回り込みのフォアハンドが武器だということは他の選手からも聞いていたので、あえて最初はフォア側に(ボールを)集めて、後半に回り込まれないように対策をしようと考えていました。最初はうまくいきましたが後半はバックに集めることができなくて、そのままフォアの展開に持ち込まれてしまいました。それとサーブが良いというのも聞いていたので、リターンの練習をして臨んだんですけど、かなりフリーポイントを取られてしまったな、と思っています」
最後に来年以降の目標について松岡は「来年は全豪オープンジュニアをはじめとするグランドスラムジュニアでベスト4以上に入りたいのと、フューチャーズにもどんどん挑戦して、時期はまだ分からないですがプロとして活動していきたいと思っています」とコメントしている。
勝利した今井は3回戦で楠原悠介(伊予銀行)と対戦する。楠原は2回戦で第15シードの今村昌倫(JCRファーマ)を7-6 (7-1), 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。

記者会見に臨む松岡[画像提供:tennis365.net]