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10月23日(現地時間22日、日付は以下同)。サクラメント・キングスはロサンゼルス・クリッパーズに109-111で敗れて開幕2連敗を喫した。
そうしたなか、20日のレギュラーシーズン開幕戦(対ポートランド・トレイルブレイザーズ)を欠場していた新人キーガン・マレーが待望のNBAデビュー。ベンチスタートながら第1クォーター残り約4分にルーズボールを手にして左ウイングから3ポイントを綺麗に沈めるなど、32分48秒プレーして19得点5リバウンド2アシスト2ブロックをマーク。
この試合で11得点10リバウンド7アシスト2スティール2ブロックを残した先発センターのドマンタス・サボニスは、『Kings Postgame Live』へ出演し、ルーキーフォワードについてこのように話していた。
「僕らは彼がプレーするのを待っていた。落ち着いていたし、いいプレーをしていたし、本当にうまくガードしていたよ。彼のことを思うと本当にうれしい」
マレーはベンチスタートながら、試合終盤もコートへ立ち、相手エースのポール・ジョージのガード役も務めた。この試合で両チーム最多の40得点を奪ったジョージに対して、マレーはフィールドゴール成功率25.0パーセント(1/4)に抑え込む奮闘を見せていた。
「僕は誰が相手だろうと引き下がったりはしない男なんだ。彼(ジョージ)はリーグでもベストスコアラーの一人。だけど、コーチ・ブラウン(マイク・ブラウン ヘッドコーチ)が彼をガードするように望んでくれたから、僕はそのチャレンジを引き受けたのさ」
試合後にそう語ったマレーは、デビュー戦としては攻防両面で十分合格点を与えられるプレーを見せたと言えるだろう。
翌24日。キングスは昨シーズンの王者ゴールデンステイト・ウォリアーズ戦に臨み、第2クォーターに50得点を奪われるなど、第3クォーターを終えて19点ビハインドを背負うも、最終クォーターで猛追して4点差まで持ち込んだ。
だが同点には追いつくことができずに125-130で敗れて開幕3連敗。勝ち星を手にできていないものの、マレーはこの日16得点4リバウンドとまずまずの成績を残しているだけに、今後の活躍にも期待したいところだ。