■中村俊輔が現役最後の一戦に先発! 10月23日に行なわれたJ2リーグ第42節。今シーズン限りでの現役引退を表明してい…
■中村俊輔が現役最後の一戦に先発!
10月23日に行なわれたJ2リーグ第42節。今シーズン限りでの現役引退を表明している横浜FCのMF中村俊輔が、アウェイの熊本戦で先発出場した。リーグ戦でスタメンに名を連ねるのは、昨年4月7日のサンフレッチェ広島戦以来だ。
中村を勝利で送り出したい横浜FCだったが、前半開始早々の5分にビハインドを背負う。GK市川暉記のパスが相手のプレスにつかまり、スコアを動かされてしまった。それでも20分、MFイサカ・ゼインのアシストからFW小川航基が同点シュートを蹴り込む。
後半開始早々の46分、48分には、立て続けに失点を喫した。あっという間に1対3とされてしまうが、54分に小川が抜け出して1点差に詰め寄る。さらに82分にCBガブリエウの右足ボレーで追いつくと、88分にFWマルセロ・ヒアンのゴールで逆転する。熊本を振り切った横浜FCが、3試合ぶりの勝利でシーズンを締めくくった。
中村は60分までプレーした。ピッチを去る際にはチームメイトと抱き合い、スタンドからは大きな拍手が降り注いだ。中村も両手をあげて歓声にこたえた。日本サッカーに偉大な足跡を記したファンタジスタは、最後まで華麗に、そして勝利を求めて貪欲にプレーした。
この試合で2ゴールをあげた小川は、26ゴールで得点王に輝いた。プロ7年目で初の2ケタ得点を記録した小川にとっては、飛躍のシーズンとなった。
■21位・琉球は勝利でシーズンを締めくくり…
順位表のボトムハーフへ目を移すと、J3降格圏の21位のFC琉球が勝利をつかんだ。
11分、ケルヴィンのクロスを清武功暉がヘディングで突き刺し、琉球は先制点を奪う。清武は7月6日以来のスタメンで、今シーズン3ゴール目だ。
その後は大分に攻められる場面もあったが、GKダニー・カルバハルの好守などで得点を許さない。
90分には途中出場のサダム・スレイが負傷交代するアクシデントに見舞われた。すでに5人の交代枠を使い切っていたため、琉球は7分のアディショナルタイムを10人で戦うことになる。それでも、4-4-1のブロックを敷いて全員が身体を張り、1対0で終了のホイッスルを聞く。シーズン8勝目をあげた琉球は、勝点37の21位でフィニッシュした。
J3の上位2チームがJ2ライセンスを保持していない場合、J2の21位との入れ替えが行なわれない可能性がある。果たして、琉球の来シーズンはどうなるか──J3リーグは11月20日まで試合が組まれている。