男子テニスのテニス・ナポリ・カップ(イタリア/ナポリ、ハード、ATP250)は23日、シングルス決勝が行われ、第4シードのL・ムセッティ(イタリア)が第2シードのM・ベレッティーニ(イタリア)との同国対決を7-6 (7-5), 6-2のス…

男子テニスのテニス・ナポリ・カップ(イタリア/ナポリ、ハード、ATP250)は23日、シングルス決勝が行われ、第4シードのL・ムセッティ(イタリア)が第2シードのM・ベレッティーニ(イタリア)との同国対決を7-6 (7-5), 6-2のストレートで制し、今年7月のハンブルグ・ヨーロピアンオープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)に続くキャリア2勝目を飾った。
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20歳のムセッティは今月のソフィア・オープン(ブルガリア/ソフィア、室内ハード、ATP250)と前週のユニクレジット・フィレンツェ・オープン(イタリア/フィレンツェ、ハード、ATP250)で4強入りを果たしていた。
ベレッティーニとは初対戦となったムセッティ。この試合の第1セットでは互いにブレークチャンスを掴めずタイブレークに突入。1度のミニブレークに成功し、1時間22分で先行する。続く第2セットでは第1ゲームでいきなりブレークに成功。第7ゲームで2度目のブレークを奪い、2時間1分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにムセッティのコメントを掲載し「本当にタフな第1セットだった。とても長かったし、ブレークもできなかった。彼(ベレッティーニ)の最後まで戦い抜く力は僕にとってとても厄介だったよ」と語った。
「今日は互いに感情的になっていて緊張もあり、ベストなテニスではなかったと思うけど、大事な場面では僕の方がいいプレーをしていたと思う。家族や観客と一緒にここにいられることは本当にうれしいし、本当に大きな勝利で僕のキャリアにとっても重要な瞬間なんだ」
「完璧な1週間だったと思うよ。1セットも落とさなかったので本当にうれしいし、自分のプレーを見せることができたので本当に満足している。時には、自分のプレーに成功と安定性をもたらすためにハードワークしなければならないこともあるので、自分自身とチームを本当に誇りに思う」
一方、敗れたベレッティーニは6月のボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)とシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)に次ぐ今季3勝目とはならなかった。