フランス・パリで開催されている「全仏オープン」(5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、アリゼ・コルネ(フランス)が第9シードのアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)を6-2 6-1で下し、4回戦に進出した。 ラド…

 フランス・パリで開催されている「全仏オープン」(5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、アリゼ・コルネ(フランス)が第9シードのアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)を6-2 6-1で下し、4回戦に進出した。

 ラドバンスカはこれまでコルネに対し、9年前の全仏オープンでの1勝を含む8戦7勝と勝ち越していたが、今回はコルネに軍配が上がった。

 コルネは第2セットの第7ゲーム30-15の場面で、ボールのバウンドが変わり打ち損じた以外は、終始有利な展開で試合を進めた。コルネはこのあとのポイントを取りマッチポイントを握ったが、ドロップショットをネットにかけ、ものにすることができなかった。しかしコルネは2回目のマッチポイントでバックハンドを決め、この試合を制しガッツポーズをつくり喜びをあらわにした。

「この瞬間を味わうためにずっと頑張ってきたのよ。これ以上のことは考えてもいなかったわ。本当に最高の気分よ」とコルネはコート上でのインタビューに答えた。

 コルネは4回戦でシェイ・スーウェイ(台湾)を6-4 4-6 9-7のフルセットで倒した第28シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)と対戦する。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「全仏オープン」3回戦でアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)を倒し、4回戦進出を決めたアリゼ・コルネ(フランス)(撮影◎毛受亮介/テニスマガジン)