■ボルドグフージュ
前走は菊花賞トライアルの神戸新聞杯。例によってゆったりとしたスタートから後方待機策となったが、勝負どころで馬群の外を回って進出を開始すると、直線では大外から力強く脚を伸ばして3着に入線した。先に抜け出した勝ち馬のジャスティンパレスには0秒7差と大きく離されたが、時計が出やすく、前が有利な展開のなか、よく追い込んでいる。初騎乗となった吉田隼人騎手も本番を見据えて末脚を測ったような乗り方をしており、敗れはしたものの意義のある一戦だった。
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これまで8戦して、そのうち前走を含む6戦で上がり最速をマークするなど決め手が身上の馬。残る2戦のうち1戦は上がり2位、末脚不発となったエリカ賞はスタートで躓くなどスムーズさを欠いていたように度外視できる内容で、流れに乗ることさえできれば最後は必ず追い込んでくる。世代屈指の豪脚で一気に全馬を飲み込みたい。
一貫して2000m以上を使われているように折り合いに心配はなく、3000mへの距離延長も問題ないクチだろう。さらに阪神コースでは2勝を挙げており、うち1勝は内回りだったように機動力と器用さもある。過去10年で前走・神戸新聞杯3着からの戴冠は、2019年ワールドプレミア、14年トーホウジャッカルなど2頭。前走で“試走”を終え、叩き2戦目のここで大仕事をやってのける。
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著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長 元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。




















