男子テニスのヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)は21日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)が第5シードのD・エヴァンス(イギリス)を4-6, 7-6 (7-4)…

男子テニスのヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)は21日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)が第5シードのD・エヴァンス(イギリス)を4-6, 7-6 (7-4), 6-2の逆転で破り、今季ツアー6度目のベスト4進出を果たした。
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前週のユニクレジット・フィレンツェ・オープン(イタリア/フィレンツェ、ハード、ATP250)でキャリア2勝目を挙げたオジェ アリアシム。今大会では初戦となった2回戦で世界ランク148位のM・ギナール(フランス)をストレートで下し勝ち上がった。
この試合の第1セット、第3ゲームでブレークを許したオジェ アリアシム。リターンゲームでは1度もブレークチャンスを掴めず、先行される。続く第2セットでは互いにサービスキープが続きタイブレークに突入。2度のミニブレークに成功し1セットオールとする。
迎えたファイナルセット、第3ゲームでブレークに成功したオジェ アリアシムは第7ゲームでもブレークを奪い、2時間40分の激闘を制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにオジェ アリアシムのコメントを掲載し「お互いに本当に質の高い試合で、第1セットはあまり悔いが残らなかった。それからサーブがうまくいくようになり、サービスキープが少し楽になった。タイブレークと第3セットから、自分の中では最高の仕上がりになった」と語った。
勝利したオジェ アリアシムは準決勝で世界ランク82位のR・ガスケ(フランス)と対戦する。ガスケは準々決勝で同58位のD・ゴファン(ベルギー)を6-2, 7-6 (8-6)のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には元世界ランク3位で現在同132位のD・ティーム(オーストリア)と同36位のS・コルダ(アメリカ)が4強に駒を進めている。