男子テニスのヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)は21日、シングルス準々決勝が行われ、第8シードの西岡良仁は世界ランク36位のS・コルダ(アメリカ)に0-6, 2-6で敗れ、今季3度目のツアー準決勝進…

男子テニスのヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)は21日、シングルス準々決勝が行われ、第8シードの西岡良仁は世界ランク36位のS・コルダ(アメリカ)に0-6, 2-6で敗れ、今季3度目のツアー準決勝進出はならなかった。
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西岡は2回戦で世界ランク55位のJ・ムナル(スペイン)を、コルダは第4シードのK・ハチャノフをそれぞれストレートで下して準々決勝に進出した。
西岡とコルダは2度目の顔合わせでコルダの1勝。唯一の対戦は昨年5月のエミリア ロマーニャ・オープン(イタリア/パルマ、レッドクレー、ATP250)準々決勝で、コルダが6-3, 6-3で勝利した。
この日、西岡は前週のヒホン・オープン(スペイン /ヒホン、ハード、ATP250)で準優勝を飾っている好調のコルダに、6ゲームを連取されて第1セットを落とす。
第2セットは序盤サービスキープが続くも、ゲームカウント2-3で迎えた第6ゲーム続く第8ゲームで西岡はブレークを許し、52分で敗れた。
この試合、コルダはファーストサーブ時のポイント獲得率が92%、西岡は1度もブレークチャンスを掴むことが出来なかった。
西岡は試合後に自身のTwitterを更新し、「今日はかなりタフな試合でした…こういう日も仕方ないかなと思います。切り替えていきます。来週のウィーンは予選なので、でにもうウィーンに移動しております。明日からすぐ試合ですが、なんとか勝ち上がって行きたいと思います」と、次戦のエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)に向けて意気込みをつづった。
24日に本戦が開幕するエルステ・バンク・オープンに西岡は予選第1シードとして出場し、1回戦で世界ランク70位のI・イヴァシカと対戦する。
一方、勝利したコルダは準決勝で元世界ランク3位で現在同132位のD・ティーム(オーストリア)と対戦する。ティームは準々決勝で、第1シードのH・フルカチュ(ポーランド)を3-6, 7-6(11-9), 7-6(7-4)の激闘の末に破りベスト4に進出した。


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