1928年創業、ベルギー発のテニスラケットブランド「スノワート」は21日、日本限定300本で12月に発売するラケット「Hi-Ten(ハイテン) pro 98 Japan Limited Edition」を公開した。
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スノワートはウッド(木製)ラケットの時代には四大大会を66度制し、世界のテニスラケット市場でシェア40%を占めた老舗ブランド。全盛期にはJ・マッケンロー(アメリカ)M・ナブラチロワ(アメリカ)、ビタス・ゲルライテス(アメリカ)らをはじめ、テニス史に名を刻む名選手が使用していた。その後、ラケット製造から一時撤退をし、2016年に復活を遂げた。
スノワートのラケットは、優しい打球感&打ちやすさ重視の「VITAS/ビタス」シリーズと、攻撃力重視の「GRINTA/グリンタ」シリーズの2機種が展開されており、日本市場では打ちやすいラケット、振動の少ないラケットとして評価を高めている。
そして今回発表された「Hi-Ten pro 98」は、元デビスカップ代表選手やインカレ、インターハイに出場する競技者層の声を反映して開発された。速いスイングスピードの選手が求める、ボックス形状のフレーム(厚さ21mm均一)、そして一番の特徴はしなりの大きいフレーム(RA値59)。

一方で、競技者層の要望を叶える形で開発されたラケットではあるものの、心地良い柔らかな打球感は、ネットプレーやスライスなどタッチを大事にしたいプレーヤーにもお勧めの1本と言える。
またマットブラックでデザインされたフレームには、限定生産300本の1から300までのロットナンバーが1本1本に刻印される。

【Hi-Ten pro 98 Japan Limited Edition】
スペック
フェイス面積:98平方インチ
ウェイト:305グラム
フレーム厚:21ミリ フラットビーム
バランス:315ミリ
スイングウェイト:285
ストリングパターン:16x19
長さ:27インチ
RA値:59


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