前編ではアスクビクターモアとガイアフォースのデータについて取り上げたが、後編でデータ面から上位進出の可能性を秘めた穴馬候補2頭を取り上げたい。
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■データが導く2022菊花賞の穴馬候補は
<穴候補1 ドゥラドーレス>
デビューから2連勝と素質の一端を示していたが、クラシック戦線には乗れなかった馬。前走2勝クラスを制して臨む今回は未知の強豪との相手関係がポイントとなるが、ここは特殊な施行年での舞台がプラスに働きそうだ。
・ラスト2Fが非加速ラップ時の成績【2.0.0.0】
2016年以降の阪神芝3000mにおいて、9戦中6戦が上記ラップ。2度の坂越えで消耗戦になるコース形態が生んだ特徴だ。菊花賞馬ダンスインザダークがいる母系に加えて、近親は三冠馬ディープインパクトの名前が。歴代菊花賞馬がズラリと並ぶ血統背景もまた見逃せない。
<穴候補2 セレシオン>
こちらも前走2勝クラスを制して臨む馬。オープンクラスで苦戦を強いられた春競馬の内容から一線級相手では厳しい印象を抱いてしまうが、今回はローテーションが追い風となりそうだ。
・前走8-9月の2勝クラス芝2200mを勝利【0.1.3.1】
該当馬は10人気3着ユーキャンスマイルなど人気薄好走が多数。菊花賞における穴馬を発掘するうえで注目のローテーションだ。鞍上の福永祐一、管理する友道厩舎はいずれも本レースで複数馬券内歴あり。長距離レースの好走ノウハウを知る人物のバックアックを受ける今回、妙味ある1頭と言えよう。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。




















