明大は昨年まで12年連続でドラフト指名、今年は村松開人内野手に期待 2022年の「プロ野球ドラフト会議 supporte…

明大は昨年まで12年連続でドラフト指名、今年は村松開人内野手に期待

 2022年の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」は20日、都内のホテルで開催される。すでに9球団が1位指名を公表しているが、ここでは長きに渡りプロ野球選手を輩出する高校、大学、社会人、独立リーグにスポットを当てる。

 大学では高田繁、星野仙一、鹿取義隆、川上憲伸らを輩出してきた名門・明大の“連続記録”に注目が集まる。昨年も丸山和郁外野手がヤクルトに2位指名を受け入団。2010年に阪神に5位指名された荒木郁也内野手から12年連続で指名を受けている。

 今年は主に「1番・二塁」で起用されている村松開人内野手が上位候補にあがっており、指名されれば史上最長記録を更新し、13年連続になる。村松の他に蓑尾海斗捕手、岡本伊織内野手、明新大地外野手の計4人がプロ志望届を提出している。

花咲徳栄から指名されれば中京大中京、愛工大名電、大阪桐蔭を超え8年連続

 高校では花咲徳栄(埼玉)の“史上初”の快挙に期待がかかる。ここまで、2015年から7年連続で指名を受けており、1965年~1971年の中京大中京(愛知)、1981年~1987年の愛工大名電(愛知)、2010年~2016年の大阪桐蔭(大阪)に並び最長。今年も金子翔柾投手ら4人がプロ志望届けを提出しており、指名されれば史上最長の8年連続になる。

 ちなみに昨秋の神宮大会、春の甲子園、国体を制し“3冠”に輝いた大阪桐蔭は連続指名が2017年で途絶えたが、翌2018年から4年連続で指名されている。今年も上位候補の松尾汐恩捕手、海老根優大外野手、川原嗣貴投手がプロ志望届を提出している。

 社会人ではJR東日本が2011年の十亀剣(西武1位)から、ここまで11年連続で指名。今年は入社2年目でドラフト解禁年を迎えた最速151キロ右腕の小谷野楽夕投手らが注目を集めている。

 最後は独立リーグ。四国アイランドリーグPlusの徳島インディゴソックスは2013年から昨年まで、9年連続17選手をNPB球団に輩出。今年も明大から入団2年目の150キロ右腕・中山晶量投手、13本塁打41打点で2冠に輝いた井上絢登外野手らが注目を集めており、指名されれば10年連続となる。(Full-Count編集部)