卓球のWTTチャンピオンズ マカオ<10月19日~23日/中国> 初日の19日、男子シングルス1回戦で宇田幸矢(明治大学/世界ランク24位)が馬龍(中国/同2位)にゲームカウント1-3で敗れ、初戦敗退となった。 2020年全日本王者で、今年…

卓球のWTTチャンピオンズ マカオ<10月19日~23日/中国> 初日の19日、男子シングルス1回戦で宇田幸矢(明治大学/世界ランク24位)が馬龍(中国/同2位)にゲームカウント1-3で敗れ、初戦敗退となった。

2020年全日本王者で、今年のシンガポールスマッシュでは4強入りした宇田。日本の期待を背負った21歳が、五輪シングルス2連覇中の絶対王者に挑んだ。

第1ゲームは6-10の場面から宇田が思い切りのいい両ハンドで迫るも、あと一歩及ばず9-11で落とす。

だが、2ゲーム目は宇田のバックハンドが馬龍のフォア側を抜き9-5までリード。馬龍のミドル攻撃で一時逆転されるが、フォアドライブで攻めきった宇田が15-13で奪う。


宇田幸矢 PHOTO:World Table Tennis

だが、ここで崩れないのが馬龍。技術とコース取りで圧倒されて第3ゲームは3-11で失い、4ゲーム目も「ファインプレーをファインプレーで返す」、王者の真骨頂を見せつけられて敗れた。

2ゲーム目までは互角の戦いを見せた宇田だが、そこからは王者のうまさに屈した。


馬龍 PHOTO:World Table Tennis

【WTTチャンピオンズ 男子シングルス1回戦】
宇田幸矢 1-3 馬龍(中国)
9-11/15-13/3-11/2-11