東京五輪出場のピーター・マクレール「再来日が楽しみ」 ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級3団体統一王者・井上尚弥(大橋)が、12月13日に東京・有明アリーナでWBO世界同級王者・ポール・バトラー(英国)と4団体王座統一…

東京五輪出場のピーター・マクレール「再来日が楽しみ」

 ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級3団体統一王者・井上尚弥(大橋)が、12月13日に東京・有明アリーナでWBO世界同級王者・ポール・バトラー(英国)と4団体王座統一戦を行う。前座で三宅寛典(ビッグアーム)と対戦する東京五輪英国代表ピーター・マクレール(英国)は「日本でやり残したことがある」と来日を心待ちにしているようだ。

 マクレールは所属する米プロモート会社「プロベラム」を通じてコメントを発表。「日本でやり残したことがある」と意気込んだ。フェザー級で出場した東京五輪では1回戦でチャトチャイデチャ・ブットディー(タイ)に0-3判定負け。「アマチュアで五輪に出場したが、やり残したことがあるように感じている。再来日して勝利できたらいいね」と東京でのリベンジを誓った。

 コロナ禍で、徹底した感染対策の下に開催された東京五輪。マクレールは「我々が前回来日したときはコロナ禍だったから、戻るのが楽しみだよ。バスの中かバルコニーからしか日本を見られなかったからね」と観光も楽しみな様子。「(東京五輪では)望んだ結果が得られなかった。だから今回はチームとともに結果を出して、いい思い出を作りたいんだ」と日本行きに闘志を燃やしていた。

 26歳のマクレールは東京五輪後にプロ転向。以降、5勝(4KO)無敗。9勝(1KO)12敗2分の34歳・三宅との一戦は、スーパーバンタム級(55.3キロ)8回戦で行われる。(THE ANSWER編集部)