ラリージャパン事務局は17日、11月10日から愛知県と岐阜県にて開催される世界ラリー選手権(WRC)第13戦「フォーラムエイト・ラリージャパン2022」のエントリーリストを発表した。 ◆ラリー・ジャパン日本初開催、日常に轟き降りた非日常の衝…

ラリージャパン事務局は17日、11月10日から愛知県と岐阜県にて開催される世界ラリー選手権(WRC)第13戦「フォーラムエイト・ラリージャパン2022」のエントリーリストを発表した。

◆ラリー・ジャパン日本初開催、日常に轟き降りた非日常の衝撃的走り

■WRC最年少チャンピオン凱旋

ラリージャパンは同10日からから13日にかけ、愛知県豊田市の豊田スタジアムを中心に愛知と岐阜にて開催される。「ラリージャパン」は2004年、北海道・帯広で日本初開催となったが2010 年を最後にWRCカレンダーから消滅。トヨタ自動車が17年よりWRCへの参戦を開始した経緯もあり、愛知県を中心に20年、第7回ラリー・ジャパンとして開催が予定されていた。しかし新型コロナ・ウイルスの蔓延により、この日本開催は中止に。この11月、実に12年ぶりに開催となる。

TOYOTA Gazoo Racingのカッレ・ロバンペラは第11戦ラリー・ニュージランドにてWRC最年少チャンピオンをすでに獲得。トヨタにとって、本戦は凱旋帰国となる。

なお、カッレの父ハリ・ロバンペラは三菱のWRCチームでも活躍。初開催のラリー・ジャパンにも参戦している。

◆トヨタでドライバーズタイトルを獲得したドライバーたち

■ラリー・ジャパン・エントリーリスト(ラリー1のみ)

車両番号

チーム名

ドライバー/コ・ドライバー

車両

69

トヨタGAZOOレーシング

カッレ・ロバンペラ /ヨンネ・ハルットゥネン

TOYOTA

8

ヒョンデ・シェル・モビス

オィット・タナック /マルティン・ジェルペオジャ

HYUNDAI

11

ヒョンデ・シェル・モビス

ティエリー・ヌービル /マルティン・ウィダグ

HYUNDAI

33

トヨタGAZOOレーシング

エルフィン・エバンス /スコット・マーティン

TOYOTA

18

トヨタGAZOOレーシング

勝田 貴元 /アーロン・ジョンストン

TOYOTA

42

Mスポーツ・フォード

クレイグ・ブリーン /ジェームス・フルトン

FORD

1

トヨタGAZOOレーシング

セバスチャン・オジエ /ベンジャミン・ヴェイラス

TOYOTA

6

ヒョンデ・シェル・モビス

ダニ・ソルド /キャンディード・カレラ

HYUNDAI

44

Mスポーツ・フォード

ガス・グリーンスミス /ジョナス・アンダーソン

FORD

16

Mスポーツ・フォード

エイドリアン・フルモー /アレクサンドル・コリア

FORD

9

Mスポーツ・フォード

ジョルダン・セルデリディス /フレデリック・ミクロッテ

FORD

◆第11戦 トヨタのカッレ・ロバンペラが優勝で史上最年少王者戴冠 「チャンピオンは唯一の目標」と歓喜

◆第10戦 ヒョンデが1-2-3フィニッシュ トヨタ勢は勝田貴元6位が最上位 母国ラリー・ジャパンに向け黄信号

文●SPREAD編集部