女子テニスのグアダラハラ・オープン・アクロン(メキシコ/グアダラハラ、ハード、WTA1000)は17日、シングルス1回戦が行われ、第10シードのB・ベンチッチ(スイス)が世界ランク41位のL・フェルナンデス(カナダ)を7-5, 6-7 (…

女子テニスのグアダラハラ・オープン・アクロン(メキシコ/グアダラハラ、ハード、WTA1000)は17日、シングルス1回戦が行われ、第10シードのB・ベンチッチ(スイス)が世界ランク41位のL・フェルナンデス(カナダ)を7-5, 6-7 (10-12), 6-3のフルセットで破り、初戦突破を果たした。
ベンチッチは前週のアジェル・オープン(チェコ/オストラヴァ、ハード、WTA500)に出場したが、世界ランク17位のB・クレチコバ(チェコ)との2回戦を前に棄権し、敗退となっていた。
この日の第1セット、第2ゲームから3ゲーム連取に成功したベンチッチは第8ゲームでブレークバックを許す。それでも、第11ゲームから再び2ゲームを連取し、54分で先行する。
続く第2セットでは互いに1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。ベンチッチは3度のミニブレークを許し、1時間9分で1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、ファーストサービスが入った時に83パーセントの確率でポイントを獲得。リターンゲームでは2度のブレークに成功し、2時間45分の激闘を制した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでベンチッチのコメントを紹介している。
「レイラ(フェルナンデス)とはどの試合も接戦になると思うし、今日もそうだったわ。とてもいいプレーをしているし、彼女に対してリズムを掴むのは難しい。前回負けたことから何かを学べてよかったわ」
「良いゲームプランができたと思うけど、このコンディションでそれを実行するのは大変だったわ。最初の試合(1回戦)は、うまくいってよかったと思う」
勝利したベンチッチは2回戦で世界ランク50位のS・スティーブンス(アメリカ)と対戦する。スティーブンスは1回戦で同77位のL・フルヴィルトヴァ(チェコ)を6-0, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第16シードのP・クヴィトバ(チェコ)、世界ランク22位のL・サムソノヴァ、同37位のV・アザレンカ、同58位のM・コスチュク(ウクライナ)、同59位のB・アンドレースク(カナダ)らが2回戦へ駒を進めた。