【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】◆先週の血統ピックアップ・10/16 秋華賞(GI・阪神・…

【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】

◆先週の血統ピックアップ

・10/16 秋華賞(GI・阪神・芝2000m)

 好位追走のスタニングローズが残り100mで先頭に立ち、ナミュール、スターズオンアースの追撃を抑え、初のGIタイトルを獲得しました。オークスは10番人気で2着でしたが、スターズオンアースの牝馬三冠を阻止したことで、世代を代表する強豪牝馬に上り詰めました。

 父キングカメハメハはこの世代がラストクロップ。偉大な産駒成績を残してきましたが、これまで牝馬の三冠レースを勝ったのはアパパネとレッツゴードンキの2頭しかいませんでした。スタニングローズが3頭目で、秋華賞の勝利は2010年のアパパネ以来12年ぶりです。

 牝系はローザネイを牝祖とする、いわゆる“薔薇一族”に属しています。このファミリーはこのところ活気に乏しかったのですが、スタニングローズにより復活を果たしました。GI勝利は2010年のジャパンC(勝ち馬ローズキングダム)以来です。2歳世代には未勝利戦を好内容で勝ち上がったチャンスザローゼスが控えているので、薔薇一族はさらに盛り上がっていきそうな気配です。

◆今週の血統注目馬は?

・10/23 甲斐路S(3勝クラス・東京・芝2000m)

 東京芝2000mと相性のいい種牡馬はモーリス。連対率42.4%は、2012年以降、当コースで産駒が20走以上した55頭の種牡馬のなかで第1位。登録馬ラーグルフは関東馬ながら初めての東京戦となりますが、血統的適性は高いので期待できます。