NBAは16日(現地時間15日)、ディケンベ・ムトンボ氏が脳腫瘍のため治療を受けていると発表した。 218センチの長身を誇る…
NBAは16日(現地時間15日)、ディケンベ・ムトンボ氏が脳腫瘍のため治療を受けていると発表した。
218センチの長身を誇る同氏は、1991年のNBAドラフトでデンバー・ナゲッツから1巡目全体4位指名を受けて入団。ルーキーシーズンから主力として活躍し、その年のオールルーキーファーストチームへ選出された。
ナゲッツで5シーズンプレーしたのち、アトランタ・ホークス、フィラデルフィア・セブンティーシクサーズなどで活躍。現役中に8度のオールスターゲーム選出、4度の最優秀守備選手賞、3度のブロック王、2度のリバウンド王など数多くのタイトルを受賞し、2015年にバスケットボール殿堂入りを果たした。
NBAは「アトランタの専門家によるチームが可能な限り最善な治療をおこなっており、本人も元気に治療をはじめている」と発表。また、NBAのコミッショナーを務めるアダム・シルバー氏は「世界で最も偉大な人道主義者の一人であるディケンべを思い、祈っている」と声明を発表した。