ラ・リーガ第9節、アスレティック・ビルバオvsアトレティコ・マドリーが15日にサン・マメスで行われ、アウェイのアトレティ…

ラ・リーガ第9節、アスレティック・ビルバオvsアトレティコ・マドリーが15日にサン・マメスで行われ、アウェイのアトレティコが0-1で勝利した。

レアル・マドリーとバルセロナの2強を6ポイント差で追う4位のアトレティコは、3位のアスレティックとの上位対決に臨んだ。リーグ戦ではセビージャ、ジローナに連勝を飾ったシメオネのチームだが、チャンピオンズリーグ(CL)ではクラブ・ブルージュ戦を0-0のドローで終えて3戦未勝利に。逆転でのグループリーグ突破に暗雲が垂れ込める。

その苦境の中で臨む中2日でのアウェイゲームでは前節のセビージャ戦で連勝が「3」でストップしたものの、好調を維持する難敵とのアウェイゲームとなった。シメオネ監督はこの上位対決に向け、先発2人を変更。サウールとアンヘル・コレアに代えてデ・パウル、モラタを起用した。

注目の上位対決は立ち上がりからオープンな展開に。開始6分にはホームのアスレティックがベレンゲルのFKからゴール前でフリーのイニャキ・ウィリアムズにいきなり決定機が訪れるが、ヘディングシュートを枠に飛ばせない。

一方、縦に速い攻撃でゴールを目指すアトレティコは10分、モリーナからのロングフィードに反応したモラタがDFジェライ・アルバレスを振り切ってボックス内に侵入。GKをかわして無人のゴールへシュートを流し込む。だが、オンフィールド・レビューの結果、ジェライへのファウルがあったとの判定でゴールは取り消しとなった。

立ち上がりに一度ずつ決定機を作り合った両者だが、以降は互いの強度の高い守備に苦戦を強いられ、なかなかアタッキングサードまで良い形でボールを送り込めないクローズな展開が目立つ。

アスレティックは好調のニコとイニャキのウィリアムズ兄弟を起点により崩しの場面を作り出すが、サンセトが幾つかのシュートチャンスをフイにしてしまう。一方、アトレティコは虎視眈々とカウンターを狙うものの、ホームチームの切り替えの速さに中盤で潰される場面が多く、前半はシュート0に終わった。

互いに選手交代なしで臨んだ後半も引き続き堅い展開が予想されたが、アトレティコがこの試合のファーストシュートをいきなりゴールに結びつけた。47分、モリーナからの縦パスに反応したモラタがボックス右に抜け出して丁寧なグラウンダーの折り返しを入れると、中央で完全にフリーとなったグリーズマンがゴール右下隅へ右足のコントロールシュートを流し込んだ。

先日に完全移籍が発表された元レアル・ソシエダFWのゴールで均衡が破れた一戦は、ここから徐々に動きを見せ始める。早い時間帯の同点を目指すホームチームは、サイドを起点により厚みのある攻撃を仕掛けるが、アトレティコも集中した守備で応対。

後半半ばを迎えて再び試合が膠着し始めると、アトレティコにアクシデント発生。後半立ち上がりにベレンゲルとの激しい接触プレーで痛めた守護神オブラクがプレー続行不可能となり、シメオネ監督は69分にアンヘル・コレア、サウールと共に控えGKグルビッチの緊急投入を余儀なくされた。

後半終盤を迎えてターゲットマンタイプの選手をピッチに送り込んだアスレティックはパワープレー気味にゴールを目指し、ラウール・ガルシア、イニゴ・マルティネスのヘディングシュートでゴールに迫る。だが、いずれもGKグルビッチのビッグセーブに遭う。また、89分にはセットプレーの流れからビビアンが放ったシュートをDFヘイニウドがハンドで防いだとしてPKが与えられるが、オンフィールド・レビューの結果、顔面でのブロックだったと判定が覆った。

その後、9分が加えられた後半アディショナルタイムは攻めるアスレティック、守るアトレティコという構図の下で白熱の攻防が繰り広げられる。その中でボックス内でフリーのラウール・ガルシアにビッグチャンスが訪れたものの、ゴール右下隅を狙ったシュートは試合を通じて再三の好守を見せていたDFヘイニウドが気迫のブロックで阻止した。

そして、守護神の負傷離脱を代役グルビッチやヘイニウドら守備陣の奮闘で耐え抜いたアトレティコが、真骨頂のウノセロで勝ち切ってリーグ3連勝で3位に浮上した。