16日に阪神競馬場で行われる秋華賞(3歳牝・GI・芝2000m)について、枠順データから検証していく。なお、今年は開…

 16日に阪神競馬場で行われる秋華賞(3歳牝・GI・芝2000m)について、枠順データから検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い阪神芝2000mにて施行されるため、2012年以降の当該コース成績(オープン以上)をデータの集計対象とした。

 過去10年、枠別では最多となる38度の馬券絡みが7枠、その後に34度の6枠が続いている。反対に最も馬券絡みが少なかったのは、13度の2枠となった。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

【1枠】6-5-6-62/79 勝率7.6% 複勝率21.5%
【2枠】3-3-7-68/81 勝率3.7% 複勝率16.0%
【3枠】7-7-6-71/91 勝率7.7% 複勝率22.0%
【4枠】7-10-8-67/92 勝率7.6% 複勝率27.2%
【5枠】3-5-13-83/104 勝率2.9% 複勝率20.2%
【6枠】11-12-11-79/113 勝率9.7% 複勝率30.1%
【7枠】16-13-9-85/123 勝率13.0% 複勝率30.9%
【8枠】12-10-5-98/125 勝率9.6% 複勝率21.6%

 勝率・複勝率から見ても、6枠と7枠の好成績が目立つ。昨年初めて阪神で開催された秋華賞でも、1着のアカイトリノムスメは6枠、2着のファインルージュは7枠からの発走だった。全体的な傾向からみても外枠有利の傾向は明らかで、外枠に入った伏兵馬の取捨選択に頭を悩ますことになりそうだ。

 一方で、阪神2000mの2枠は鬼門となっているようだ。複勝率は唯一20%に届かず、勝率もかなり低調な数字となっている。昨年は1番人気ソダシが2枠に入ったが、結果は10着に敗れている。2枠に入った馬にとっては厳しいデータと言えるだろう。

 その他の枠では、5枠の勝率の低さが気にかかる。阪神2000mでは1コーナーまでの距離が短いため、ポジション争いが熾烈になるケースが少なくない。内と外からハナを主張する馬が増えれば増えるほど、挟まれる形となる真ん中の馬たちは苦しい競馬になるだろう。今年は三冠がかかるスターズオンアース、前哨戦・ローズSを制したアートハウスの人気馬2頭が5枠にゲートイン。勝率2.9%の壁を跳ね返せるか、注目したい。