3歳牝馬路線の最終決戦・秋華賞。新勢力も台頭し、春までの序列が当てはまりにくい難解な一戦。ここでは、展開予想を軸とし…

 3歳牝馬路線の最終決戦・秋華賞。新勢力も台頭し、春までの序列が当てはまりにくい難解な一戦。ここでは、展開予想を軸として高期待値の馬を導く注目の若手予想家・サンデー氏にレース展望を綴ってもらった。

◆三冠達成か、今回は強力なライバルがズラリ

 阪神で開催が始まった昨年は関東馬のワンツーフィニッシュでした。今年も三冠をかけて挑むスターズオンアースの関東・高柳瑞樹厩舎です。1年おきに牝馬三冠を達成している流れもありますし、話題の中心はやはりスターズオンアースでしょう。

 まず、スターズオンアースについてですが、4度の負けを経験して本物の強さを持っていると見ています。ただ、東京2400mを18番枠から激走した影響は無視できず、レース後には両前脚の骨折が判明し、今回は休み明けとなります。

 それと気になるのはルメール騎手が言った「前目のポジションが欲しい」という部分です。今年は強力な先行馬が揃ったので後方からの競馬になると難しいという裏返しの発言と見ています。まとめると、「能力は最上位ですが付け入る隙は少なくない」ということです。

 ライバルはローズSを完勝した阪神2000m2勝のアートハウス、紫苑Sを+14kgの馬体で制したオークス2着馬スタニングローズ、GIで1番人気2回の潜在能力高いオークス3着馬ナミュール。この3頭が人気と共に中心になるでしょう。それぞれ展開次第でスターズオンアースに勝てるポテンシャルのある馬だと思います。

 その他にも魅力的な馬がたくさん出ているレースですが、その中でも私が注目してもらいたい穴馬がサウンドビバーチェです。スタニングローズと同じ+14kgで出走した紫苑Sでは逃げてクビ差の2着、しかも外から常にスタニングローズのプレッシャーを受けながらの2着は内容として非常に評価は高いです。オークスを除外となったのが良い方向に出ていると言えます。

 今回は岩田望来騎手に乗り替わりで「枠順次第でいろいろな競馬をしてみたい」と話しているように、予想する側としても枠次第で重い印を打つ可能性もある期待値の高い穴馬です。

(文=サンデー)