米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップ第2日 日本開催の米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップ第2日が14日、アコーディア習志野CC(7079ヤード、パー70)で行われた。前年優勝者で41位から出た松山英樹(LEXUS)は、…

米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップ第2日

 日本開催の米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップ第2日が14日、アコーディア習志野CC(7079ヤード、パー70)で行われた。前年優勝者で41位から出た松山英樹(LEXUS)は、2バーディー、1ボギーの69で通算イーブンパーとし、49位に後退した。バーディーチャンスにつけてもパットが決まらず、スコアが伸ばせないまま終了。ドライバーの飛距離も落ちており、ラウンド後は「原因があるはず」と首を捻った。

 最終18番パー5。2オンに成功した松山は、7メートルのイーグルパットを左に外した。2つ目のバーディーを奪ったものの、「パットを決め切れないラウンド」を象徴するシーンだった。

「パッティングが決まらなかったので、スコアを伸ばせずに悔しいなと思います」

 2番パー4で3メートル、5番パー3で5メートルのバーディーチャンスを外した。6番パー5では、ピンまで約40ヤードのバンカーショットをピンに絡めてスコアを伸ばしたが、その後も「決まれば流れに乗るパット」を外し続けた。

 フェアウェーキープ率は、初日の61.54%から76.92%に向上した。一方で、ドライビングディスタンスは306.0ヤードから281.5ヤードに落ちていた。雨は上がって初日よりも条件が良かったことから、松山は「ドライバーが全然、飛んでいませんでした。アイアンもショートするホールが多かったですし、何か原因があると思います」と言った。

 言葉通り、本調子には程遠い。だが、前年王者である松山は「大会の顔」として、巻き返しを誓った。

「(明日)スコアを出さないと優勝はきついので、伸ばせるようにします」

 通算10アンダーで首位のアンドリュー・パットナム、リッキー・ファウラー(ともに米国)とは10打差。ただ、いったんかみ合えば、松山は爆発的なスコアを出せる力がある。昨年のマスターズ優勝をはじめ、国内外のゴルフファンを熱狂させてきた30歳は、第3日に懸ける。(THE ANSWER編集部)