フランス・パリで開催されている「全仏オープン」(5月28日~6月11日/クレーコート)の大会6日目、男子シングルス3回戦で、第6シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第25シードのスティーブ・ジョンソン(アメリカ)を6-1 7-6 …

 フランス・パリで開催されている「全仏オープン」(5月28日~6月11日/クレーコート)の大会6日目、男子シングルス3回戦で、第6シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第25シードのスティーブ・ジョンソン(アメリカ)を6-1 7-6 (4) 6-3で退け、4回戦進出を決めた。

 昨年の大会で4強入りを果たしたティームは、試合後にネット越しで5月上旬にテニスコーチである父を亡くしたジョンソンに追悼の意を捧げた。

「本当にありがたいよ。プライベートなことなのに気遣ってくれてすごくうれしい。彼は実直な人だね」と、ジョンソンはティームに対して感謝の意を表した。

 ジョンソンは今年のウィンブルドン終了後に、父の人生を祝う会を家族で行うと言っている。

「父や僕がテニスをするために通っていた高校で、お祝いの会をやろうと思っているんだ。僕たちにとってすごく思い入れのある場所でやりたいよね。今は本当に父に感謝しているし、一人の選手として頑張るだけだよ」とジョンソンはコメントした。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「全仏オープン」3回戦でスティーブ・ジョンソン(アメリカ)を破ったドミニク・ティーム(オーストリア)(撮影◎毛受亮介/テニスマガジン)