バレーボール女子世界選手権準々決勝 オランダとポーランドで共催されているバレーボール女子の世界選手権は11日(日本時間12日)に準々決勝が行われ、世界ランク6位の日本は同2位の強豪ブラジルにフルセットの末に敗れた。日本が2セット先取し、ブラ…

バレーボール女子世界選手権準々決勝

 オランダとポーランドで共催されているバレーボール女子の世界選手権は11日(日本時間12日)に準々決勝が行われ、世界ランク6位の日本は同2位の強豪ブラジルにフルセットの末に敗れた。日本が2セット先取し、ブラジルが大逆転という展開。試合中には37秒にも及ぶ超絶ラリーにも注目が集まった。ブラジルメディアが動画を公開。ファンからは「心臓の悪い方にはお勧めできない」「発作を起こしそうになった」とスリリングなプレーへの反響が集まっている。

 日本が2セットを連取して迎えた第3セットは21-18でブラジルがリード。日本のサーブから始まったラリーは壮絶を極めた。最初のブラジルのスパイクはネットにかかったことで威力が弱まり、次に返ってきたボールはフェイントでうまく落としたかに見えたが、寸前で拾われた。

 その後、ブラジルはチャンスボールから得た3度のスパイクもすべて返される。日本は石川真佑のレフトからの強烈なスパイクで応戦。だがブラジルの高い壁に跳ね返された。そして最後はブラジルのセッターの意表を突くツーアタック。日本も反応したが無情にもコートに落ち、ブラジルに22点目が入った。

 実に37秒にも及ぶラリー。ブラジルの有料スポーツチャンネル「sportv」の公式インスタグラムは動画を公開した。手に汗握る展開に海外ファンからは「ゲームのよう」「心臓の弱い方にはお勧めできない」「女子バレーは面白い」「日本の女子はみんな悟空の娘」「ベストを尽くしている」「発作を起こしそうになった」といった反響が寄せられている。

 このプレーで勢いづいたブラジルはこのセットを25-22で奪い返すと、第4セットも27-25で連取。最終セットはブラジルが終盤の連続得点などもあり、15-13で日本を破った。(THE ANSWER編集部)