男子テニスのヒホン・オープン(スペイン /ヒホン、ハード、ATP250)は11日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク48位のA・マレー(イギリス)が同31位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン…

男子テニスのヒホン・オープン(スペイン /ヒホン、ハード、ATP250)は11日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク48位のA・マレー(イギリス)が同31位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を7-5, 6-2のストレートで破り、初戦突破を果たした。
9月に行われたレーバーカップ(イギリス/ロンドン、室内ハード)ラウンドロビンで世界ランク23位のA・デ ミノー(オーストラリア)に7-5, 3-6, [7-10]の逆転で敗れたマレー。この日の第1セット、序盤で2ゲーム連取を許したマレーは、第7ゲームから3ゲーム連取に成功し、第9ゲーム連取終了時点で5-4とリードする。その後の第11ゲームから2ゲームを連取し、1時間3分で先行する。
続く第2セット、ファーストサービスが入った時に92パーセントの高い確率でポイントを獲得。リターンゲームでは3度のブレークに成功し、1時間43分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでマレーのコメントを紹介している。
「彼(フォキナ)は少しフラストレーションが溜まっていたようで、第2セットでは少しレベルが落ちてしまったが、第1セットの終わりはとても重要だった。彼はとても良いプレーをしていたので、難しい第1セットだった」
「もちろん、今でも楽しんでいる。若い選手たちがどんどん上達しているし、みんなどんどんボールを打ってくるから、簡単にはいかないよ。時々、ついていくのが大変なこともあるけど、それでも楽しんでいる」
「今日は、素晴らしい観客が来てくれて、トーナメントの初戦としては本当にいい雰囲気だった。新しい場所でプレーするのは楽しいし、ここは初めてだけど、とても美しいところだから、ここに来られて嬉しい」
マレーは2回戦で世界ランク61位のP・カチーン(アルゼンチン)と予選から勝ち上がった同279位のA・ヴァトゥーチンの勝者と対戦する。
同日には世界ランク62位のM・ギロン(アメリカ)、同70位のI・イヴァシカらが2回戦へ駒を進めた。