女子テニスのトランシルバニア・オープン(ルーマニア/クルジュ=ナポカ、ハード、WTA250)は8日、シングルス予選1回戦が行われ、第6シードの土居美咲は世界ランク146位のO・ダニロヴィッチ(セルビア)に7-5, 0-6, 6-7 (3-…

女子テニスのトランシルバニア・オープン(ルーマニア/クルジュ=ナポカ、ハード、WTA250)は8日、シングルス予選1回戦が行われ、第6シードの土居美咲は世界ランク146位のO・ダニロヴィッチ(セルビア)に7-5, 0-6, 6-7 (3-7)の逆転で敗れ、予選決勝進出とはならなかった。
先月の東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)では初戦敗退となっていた土居。今大会はそれ以来のツアー出場となった。
この試合の第1セット、先にブレークを許した土居だったが、リターンゲームでは3度のブレークに成功し先行する。しかし、第2セットを1ゲームも取れずに落とすとファイナルセットではタイブレークをものにされ、2時間22分の激闘の末に力尽きた。
試合後、土居は自身のインスタグラムで次のように投稿。今年7月のレディース・オープン・ローザンヌ(スイス/ローザンヌ、レッドクレー、WTA250)で初めて対戦し、ストレートで敗れたダニロヴィッチとの試合を振り返った。
「数ヶ月前に負けた相手へのリベンジマッチでした。ファイナルタイブレークと惜しい所まで行きましたが、勝ちには繋がらず。女子選手も年々パワーテニスになってきています。サーブ力のある選手やストロークに力のある選手の比率が多くなってきた事で、私自身もそれに対抗できるよう身体の強さと俊敏性をより強化していかなくてはと感じます。自分の目指しているものを信じて、日々成長できるようにトライし続けます」
なお、勝利したダニロヴィッチは予選決勝で第8シードのH・タン(フランス)を7-5, 4-6, 6-3のフルセットで破り、本戦出場を決めている。