ドジャースのエース左腕クレイトン・カーショー投手が2日(日本時間3日)、敵地ブルワーズ戦で史上79人目となる通算2000奪三振を記録した。■ブルワーズ戦で2回にビラーを空振り三振 ドジャースのエース左腕クレイトン・カーショー投手が2日(日本…

ドジャースのエース左腕クレイトン・カーショー投手が2日(日本時間3日)、敵地ブルワーズ戦で史上79人目となる通算2000奪三振を記録した。

■ブルワーズ戦で2回にビラーを空振り三振

 ドジャースのエース左腕クレイトン・カーショー投手が2日(日本時間3日)、敵地ブルワーズ戦で史上79人目となる通算2000奪三振を記録した。

 通算1996奪三振でこの日を迎えた左腕は、初回にアギラーとサンタナを空振り三振に仕留めると、2回先頭ピナを見逃し三振として大記録に王手。すると、続くビラーを2ストライクから3球目94マイル(約151キロ)フォーシームで空振り三振に斬り、通算2000奪三振の節目に達した。

 球団公式サイトによれば、投球回数1836イニングでの達成は、ペドロ・マルティネス(1715回1/3)、ランディ・ジョンソン(1734回)に次ぐ史上3番目の速さ。試合数で見ると、登板277試合での達成は、ランディ・ジョンソンの262試合に次ぐ史上2番目の速さだという。

 カーショーは2011年、2013年、2015年にナ・リーグ奪三振王を獲得し、2015年には301奪三振でメジャートップに輝いた。ドジャースの球団史を振り返ると、2000奪三振以上を記録したのは4人目で、ドン・サットン(2696奪三振)、ドン・ドライスデール(2283奪三振)、サンディ・コーファックス(2214奪三振)といった名投手が並ぶ。

 この日の試合前まで、今季は78奪三振を記録していた左腕。ヘルニアに悩まされた昨季は172奪三振にとどまったが、今季は2年ぶり通算7度目の200奪三振に向けて順調に進んでいるようだ。