女子テニスのアジェル・オープン(チェコ/オストラヴァ、ハード、WTA500)は9日、シングルス決勝が行われ、世界ランク23位のB・クレチコバ(チェコ)が第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)を5-7,7-6 (7-4),6-3の逆転…

女子テニスのアジェル・オープン(チェコ/オストラヴァ、ハード、WTA500)は9日、シングルス決勝が行われ、世界ランク23位のB・クレチコバ(チェコ)が第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)を5-7,7-6 (7-4),6-3の逆転で破り、前週のタリン・オープン(エストニア/タリン、ハード、WTA250)に続きツアー2週連続優勝を果たした。
決勝戦、第1セットだけで3度のブレークを許し先行されたクレチコバだったが、第2セットではタイブレークを制しセットカウント1-1に追いつくと、ファイナルセットはファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイントを獲得。世界ランク1位のシフィオンテクに対し1度もブレークを奪われることなく3時間16分の激闘を制した。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはクレチコバのコメントが掲載された。
「双方にとって大きな試合だったと思うわ。私たちは素晴らしいプレーをした。ファンにも素晴らしいショーを見せることができたし、本当に満足している。母国で優勝するのは、いつだって素晴らしいこと。私がこれまでプレーした試合の中でも最大級のもの。私の人生の中で、最高の試合のひとつね」
一方、敗れたシフィオンテクは全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)から出場2大会連続の優勝とはならず。マッチ連勝記録も11に伸ばすことはできなかった(そのうち1試合は相手の途中棄権)。