16日に阪神競馬場で行われる第27回秋華賞(GI、芝2000m)の過去10年データを紹介する。
2020年のデアリングタクト以来、史上7頭目の牝馬三冠を目指すスターズオンアース、紫苑Sで重賞2勝目を飾ったスタニングローズやローズSを快勝したアートハウス、オークス3着から直行のナミュールなど、今年はオークス経由組が主力を形成する。
ここでは予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
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■オークス直行組の好走条件とは
最多4勝は前走・オークス組。2018年のアーモンドアイ、19年のクロノジェネシス、20年のデアリングタクト、そして昨年のアカイトリノムスメと、4年連続でオークス直行の馬が秋華賞を制している。アーモンドアイとデアリングタクトは牝馬三冠を達成。2019年はローズSを制したダノンファンタジーが1番人気で8着に敗れ、オークス3着から直行した4番人気のクロノジェネシスが制した。昨年も札幌記念で古馬を撃破したソダシが1番人気に支持されながら10着に沈み、オークス2着から直行の4番人気アカイトリノムスメが優勝している。

※秋華賞における過去10年間の前走ローテ
オークス 【4.0.0.14】 勝率22.2%、連対率22.2%、複勝率22.2% ローズS 【3.4.7.56】 勝率4.3%、連対率10.0%、複勝率20.0% 紫苑S 【3.4.0.41】 勝率6.3%、連対率14.6%、複勝率14.6% 夕月特別 【0.1.1.6】 勝率0.0%、連対率12.5%、複勝率25.0% 藻岩山特別 【0.1.0.0】 勝率0.0%、連対率160.0%、複勝率160.0% 甲武特別 【0.0.1.0】 勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率100.0% ムーンライトH 【0.0.1.0】 勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率100.0%
今年、前走・オークス組は牝馬三冠を狙うスターズオンアース、3着のナミュール、4着のピンハイ、5着のプレサージュリフト、9着のエリカヴィータの5頭。この5頭はチェックが必要だが、過去の好走条件が春二冠またはオークス3着以内となると、スターズオンアースとナミュールのみとなる。
なお、昨年のオークス馬ユーバーレーベンは屈腱周囲炎からの直行で5番人気13着。軽症とはいえ、同じく故障明けのスターズオンアースには気がかりな類似点となる。
■2、3着候補はトライアル経由組
オークス直行組の取り扱いとして留意すべきは、年に1頭しか馬券に絡んでいない点。2018年はオークス3着のラッキーライラックが2番人気9着、19年はオークス9着のコントラチェックが5番人気15着、20年はオークス2着のウインマリリンが5番人気15着、昨年は前述のユーバーレーベンと、上位人気に支持されながら馬券外に沈んでいる。
そこで浮上するのが、トライアル経由組だ。対象となるのが前走・ローズS組【3.4.7.56】と、前走・紫苑S組【2.4.0.24】だ。前走・ローズS組は2015年のミッキークイーンを最後に優勝馬が出ていないが、以降も2、3着に突っ込むケースが多く、2019年にはローズS4着だったシゲルピンクダイヤが10番人気3着と激走した。また、前走・紫苑S組は3年連続2着で、2020年には紫苑S4着だったマジックキャッスルが10番人気2着と穴を開けている。
今年もローズS1着のアートハウス、紫苑S1着のスタニングローズの2頭は当然ながら、春の実績馬が揃っていた前走・紫苑S組から、同2着サウンドビバーチェ、3着ライラックまで食指が動く。
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文●SPREAD編集部





















