男子テニスのアスタナ・オープン(カザフスタン/ヌルスルタン、ハード、ATP500)は8日、と第2シードのD・メドベージェフと第4シードのN・ジョコビッチ(セルビア)のシングルス準決勝が行われたが、メドベージェフが6-4, 6-7(6-8)…

男子テニスのアスタナ・オープン(カザフスタン/ヌルスルタン、ハード、ATP500)は8日、と第2シードのD・メドベージェフと第4シードのN・ジョコビッチ(セルビア)のシングルス準決勝が行われたが、メドベージェフが6-4, 6-7(6-8)の時点で足の負傷により途中棄権をし、ジョコビッチが決勝進出を決めた。試合後には「内転筋にちょっと変な音がした」と明かした。
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この試合、メドベージェフは2度のブレークに成功し第1セットを先取。第2セットでは互いにサービスゲームのキープが続きタイブレークへ。これをジョコビッチが制した時点でメドベージェフが足の負傷のため突然棄権を申請した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはメドベージェフのコメントが掲載されている。
「筋肉を痛めてリタイアしたのは、人生で2回目だね。タイブレークの2ポイント目で、内転筋にちょっと変な音がしたんだ。最初は痙攣かなと思ったんだけど、そのポイントの後は、『いや、痙攣じゃないだろう』と思ったんだ」
「タイブレーク中も、あと5から10ポイントくらいはプレーできると思ったけど、それだけだったね。あと1セット、プレーしようと思えばできるけど、1カ月ではなく半年は休むことになるかもしれないね」
「何がフェアなのか、僕にはわからないよ。もし僕が勝っていたら決勝はやらないつもりだったんだ。もし勝てたとしても、何もできないからリタイアする。今はノヴァークにおめでとうと言いたい。決勝では、彼に幸運がありますように」
思わぬ形で勝利となったジョコビッチは前週のテルアビブ・ウォーターゲン・オープン(イスラエル/テルアビブ、室内ハード、ATP250)に続く2週連続優勝をかけて、決勝で第3シードのS・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは準決勝で第5シードのA・ルブレフを4-6, 6-4, 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。
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