シンガポールでは1点差の接戦だったサンウルブズ対チーターズ戦だが、南アフリカのブルームフォンテインであす15日(現地時間)におこなわれる再戦は、16点前後の差がつくかもしれない、と南アのスポーツブックメーカーは見ている。勝つのはチーターズ…

 シンガポールでは1点差の接戦だったサンウルブズ対チーターズ戦だが、南アフリカのブルームフォンテインであす15日(現地時間)におこなわれる再戦は、16点前後の差がつくかもしれない、と南アのスポーツブックメーカーは見ている。勝つのはチーターズに違いない、と予想しているようだ。

 今季スーパーラグビーで唯一の未勝利チーム(6連敗)である新参のサンウルブズと、1勝5敗で同じく不調のチーターズ。
 ホームで戦えるチーターズが有利なのは当然で、シンガポール遠征に帯同しなかった南ア代表のLOルード・デヤハーが今回は先発することもブックメーカーが大きなハンディキャップをつけた要因だ。デヤハーは昨年のワールドカップでスプリングボックスのキーマンとなり、南アの年間最優秀選手賞に輝いた23歳のビッグスター。さらに、膝の負傷で長期離脱していた南ア代表8キャップ保持者のFLオウパ・モホジェも復活してベンチ入りしており、前回のチーターズよりも戦力はアップしている。

 一方、サンウルブズは、これまで5トライを挙げトライランキングで2位につけるWTB山田章仁が負傷離脱したのは痛い。代わりに、先週のストーマーズ戦ではアウトサイドCTBでプレーしたパエア ミフィポセチが左WTBにスイッチする。12-13はデレック・カーペンターと立川理道のコンビ。ストーマーズ戦は休みだったLO大野均とSOトゥシ・ピシは戦列復帰でスターティングラインナップに名を連ねた。LOのティモシー・ボンドはストーマーズ戦での危険なプレーで4週間の出場停止処分を科され、真壁伸弥も怪我で帰国したため、追加招集されたファアティンガ・レマルがベンチ入りでセカンドローのオプションとなる。

1.三上正貴(東芝)  2.堀江翔太(主将/パナソニック)  3.浅原拓真(東芝)  4.大野均(東芝)  5.リアキ・モリ(前ブルーズ/NZ)  6.トーマス・レオナルディ(元アルゼンチン代表)  7.アンドリュー・ドゥルタロ(アメリカ代表)  8.エドワード・カーク(前レッズ/豪州)  9.矢富勇毅(ヤマハ発動機)  10.トゥシ・ピシ(サモア代表)  11.パエア ミフィポセチ(NTTドコモ)  12.デレック・カーペンター(前トヨタ自動車)  13.立川理道(クボタ)  14.ビリアミ・ロロヘア(タスマン/NZ)  15.リアン・フィルヨーン(NTTドコモ)

〔リザーブ〕
16.木津武士(神戸製鋼)  17.具智元(拓殖大)  18.垣永真之介(サントリー)  19.ファアティンガ・レマル(宗像サニックス)  20.細田佳也(NEC)  21.茂野海人(NEC)  22.田村優(NEC)  23.笹倉康誉(パナソニック)