2022世界卓球選手権成都大会(団体戦)<9月30日~10月9日/中国> 大会9日目の10月8日、女子団体決勝で日本(世界ランク2位)が中国(同1位)と対戦。ここまで1試合も落とさずに勝ち上がった日本女子。日本はアジア3冠女王の早田ひな(日…
2022世界卓球選手権成都大会(団体戦)<9月30日~10月9日/中国>
大会9日目の10月8日、女子団体決勝で日本(世界ランク2位)が中国(同1位)と対戦。
ここまで1試合も落とさずに勝ち上がった日本女子。日本はアジア3冠女王の早田ひな(日本生命)を腕のケガで欠きながらも、1971年名古屋大会以来の世界卓球団体戦での中国撃破と優勝をめざした。
第1試合は2022年全日本ジュニア王者の木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎/世界ランク15位)と東京五輪2冠の陳夢(同2位)が対戦。
木原は強打を浴びる苦しい展開で第1ゲームを奪われ、次は木原得意のミート打ちが当たりだすが、終盤に3点を連取されてここも取られる。第3ゲームは木原がリードするが、陳夢が7連続ポイントを取り、一気に逆転されて敗れた。
第2試合はエース伊藤美誠(スターツ/世界ランク6位)と2021年世界卓球2冠の王曼昱との一戦。
伊藤はライジングを捉えた両ハンドで9-7とリードするが、王のバック側へのロングサーブを崩せず4連続ポイントで第1ゲームを落とす。だが次は最後の一本で回り込み強打を決めた伊藤が取り返す。
大きなラリーにせず速攻で勝負する伊藤と、ドライブをねじ込む王。激戦の3ゲーム目は10-12で王に取られ、第4ゲームは王から強打で仕掛けられて敗戦した。
王曼昱 Photo:Itaru Chiba
<世界卓球 女子団体決勝>
日本 0-2 中国
※5試合制(3戦先勝)
<第1試合>
木原美悠 0-3 陳夢
6-11/8-11/8-11
<第2試合>
伊藤美誠 1-3 王曼昱
9-11/11-9/10-12/5‐11
<第3試合>
長﨑美柚 - 孫穎莎
<第4試合>
伊藤美誠 - 陳夢
<第5試合>
木原美悠 - 王曼昱