女子テニスで元世界ランク70位の尾﨑里紗は3日、自身のSNSを通じて22日に開幕する大正製薬リポビタン 全日本テニス選手権97th(東京/有明、ハード)にワイルドカード(主催者推薦)で本戦に出場し、同大会が現役最後の大会となることを明らか…

女子テニスで元世界ランク70位の尾﨑里紗は3日、自身のSNSを通じて22日に開幕する大正製薬リポビタン 全日本テニス選手権97th(東京/有明、ハード)にワイルドカード(主催者推薦)で本戦に出場し、同大会が現役最後の大会となることを明らかにした。
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尾﨑は8月17日に、今シーズン限りで現役を引退することを発表していた。
尾﨑はジュニア時代に全国小学生テニス選手権(東京、クレー)優勝や、全日本ジュニアテニス選手権(大阪/大阪市、靱テニスセンター)の18歳以下で単複優勝を果たすなど活躍し、2012年12月にプロに転向。
プロ転向後はツアー下部大会で通算7度の優勝をおさめ、2016年に世界ランキングでトップ100入りをする。
2017年には四大大会の全てで本戦出場を果たし、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では2回戦に進出。
また同年3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)では予選を勝ち上がり、当時世界ランク21位のK・ベルテンス(オランダ)、同47位のJ・ゲルゲス(ドイツ)らを破る快進撃で16強入りを果たし、同月にキャリアハイとなる世界ランク70位を記録した。
尾﨑は3日に自身のInstagramを更新し、「今年の全日本選手権、本戦ワイルドカードを頂けることになり出場します。約2年半ぶりの実戦で現役最後の大会になります。今まで練習してきた自分のテニスを出しきりベストを尽くしたいと思いますので、観に来て頂けると嬉しいです」と投稿した。
今年の全日本テニス選手権は、有明コロシアムならびに有明インドアコートを舞台に10月19日から21日に予選、22日から30日まで本戦が行われる。開催種目は男女の単複、計4種目。