フランス・パリで開催されている「全仏オープン」(5月28日〜6月11日/クレーコート)の大会5日目を総ざらいしよう。●木曜日の勝者 男子シングルス2回戦に勝ったシード選手たちは以下のとおり。 第1シードのアンディ・マレー(イギリス)、第3…

 フランス・パリで開催されている「全仏オープン」(5月28日〜6月11日/クレーコート)の大会5日目を総ざらいしよう。

●木曜日の勝者

 男子シングルス2回戦に勝ったシード選手たちは以下のとおり。

 第1シードのアンディ・マレー(イギリス)、第3シードのスタン・ワウリンカ(スイス)、第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)、第8シードの錦織圭(日清食品)、第15シードのガエル・モンフィス(フランス)、第21シードのジョン・イズナー(アメリカ)、第22シードのパブロ・クエバス(ウルグアイ)、第24シードのリシャール・ガスケ(フランス)、第28シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)、第29シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)。

 女子シングルス2回戦に勝ったシード選手たちは以下のとおり。

 第2シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)、第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)、第5シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、第9シードのアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)、第14シードのエレナ・べスニナ(ロシア)、第17シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)、第21シードのカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)、第26シードのダリア・カサキナ(ロシア)、第28シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)。

●木曜日のルーザー

 男子シングルス2回戦で敗れたシード選手は、第13シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)、第18シードのニック・キリオス(オーストラリア)、第30シードのダビド・フェレール(スペイン)。

 女子シングルス2回戦で敗れたシード選手は、第12シードのマディソン・キーズ(アメリカ)、第16シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)、第20シードのバーボラ・ストリコバ(チェコ)、第29シードのアナ・コニュ(クロアチア)。

●スタッツ(統計)

「40」----フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)がプレーした5セットマッチの数。これだけ多くの5セットマッチをプレーした選手は、1968年に始まったオープン化以降では3人目(ほかにアンドレ・アガシとレイトン・ヒューイットがいる)。33歳のベルダスコはこの日、ピエール ユーグ・エルベール(フランス)を6-3 3-6 4-6 6-3 6-3で下した。

●コメント

「あれが君が求める最高のお手本かどうかはわからない」

 ケビン・アンダーソン(南アフリカ)に対する4セットの負け試合の間、ラケットを破壊したことについて、キリオスのコメント。

●金曜日の展望

 第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)にとって、フィリップ・シャトリエ・コートでの対ニコラス・バシラシビリ(グルジア)戦は、クレーコートで100試合目のベスト・オブ・5セットマッチとなる。その成績の内訳は、かなり目覚ましく97勝2敗だ。その2敗の双方が全仏オープンで起きており、具体的に言えば、2009年の対ロビン・ソダーリング(スウェーデン)戦と2015年の対ノバク・ジョコビッチ(セルビア)戦だった。

 前年度覇者のジョコビッチもまた、フィリップ・シャトリエ・コートでプレーする予定で、パリでは8年連続となる4回戦進出を目指す。ジョコビッチの対戦相手はディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)で、シュワルツマンはここまで、トップ10選手に対してプレーした12試合のすべてで負けている。

 女子の前年度覇者、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)は第27シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)に対する、厳しいものとなりかねない戦いに挑む。

 グランドスラム大会優勝歴7回のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は、世界ランク60位のエリーゼ・メルテンス(ベルギー)と対戦し、ほかの3人のアメリカ人はそろってシード選手に挑戦する----18歳のキャサリン・ベリスは第11シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)と、シェルビー・ロジャーズは第13シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)と、予選勝者のベサニー・マテック サンズは第22シードのサマンサ・ストーサー(オーストラリア)と顔を合わせる。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「全仏オープン」大会5日目イメージ