■メイケイエール
【中間調整】桜花賞で“暴走”したように以前は折り合い面に課題があった。しかし前走のセントウルSでは返し馬こそややテンションが高くなったものの、実戦ではザ・優等生の走り。序盤に落ち着いて進むと、満を持して仕掛けられた直線で後続を突き放す横綱相撲を見せた。しかもコースレコード更新のオマケつき。その後は大目標のスプリンターズSに向け、在厩で調整されている。21日に坂路15-15でウォーミングアップをこなすと、1週前追いとなる24日の坂路調教で4F49秒4(馬なり)をマーク。さすがにラストは12秒1-12秒9と減速ラップとなったが、全体時計の速さを考えれば問題ない。
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【最終追い切り】最終追いは確立した“成功パターン”に従い、池添騎手が騎乗してのウッド単走。序盤に溜めるだけ溜めて、4Fあたりからジワッと加速するいつも通りの調整を行った。主戦との意思疎通はバッチリで、最後は気分よく脚を弾けさせていた。前走の最終追いとほぼ同じようなコース取りができていたあたりも大人になった証だろう。
【見解】前走がキンキンの仕上がりだったようだし、実戦ではレコード更新の走り。さすがに反動がどうかと思いたくなる局面だったが、なんと中間に坂路自己ベストを叩き出した。底知れない身体能力の持ち主が、完成の域に達したか。きわめて高いレベルで安定。
総合評価「A」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。
■スプリンターズS2022 調教動画(メイケイエール)




















